完走記
- 報告：その（１）−−−フーさん
- 参加もしていないのに報告を仰せつかりました。
- 過去7回、初回から完走し続けてきていたので、今年は参加できずもったいない感じです。
- さて、今年の参加者は、初ウルトラのみかんさんとY岸さん、この大会常連のしばやんさん、イベント久しぶりの寺さん、萩往還250前最後の仕上げのろぎさんの5人で、皆さんいずれも完走されました。
- 時計順に記録をご紹介します。 寺さんは5時間40分台で総合12位。年代別6位。 しばらく体調が不安で、ゆっくり、長くという練習の成果との、ご本人の分析です。 次がろぎさんで、7時間台ですが、正確な時間を確認できませんでした。 萩往還本番に向けた計画的なものと思われますが、過去の疲れが取れておらず、本調子ではないとの本人評。 とはいえ安定した走りで、萩往還本番も間違いなさそう。 3番目はY岸さん。初ウルトラの70ながらも、7時間40分台と立派な記録でした。走り始めて3年目とのこと。まだまだ伸びそうです。 次も初ウルトラのみかんさんで、ほぼ丁度8時間。年代別4位という上位でした。最近の記録の伸びはすばらしいですね。 第5位は、みかんさんを誘ったしばやんさん。8時間30分台でした。 何よりも完走を喜んでおられたように思います。
- 今日は昨年（風雨・低温で最低でした）とは違いさわやかな天気で、打ち上げも気持ちよくでき、引き上げる頃には、機材の片付けをする人たちと、わずか1グループが見えただけです。 完走された5人の皆様には、充実の1日となったことでしょう。
- 報告：その（２）−−−渡邉美香
- みかん初のウルトラ完走記書かせて頂きまっす☆
- 「春の脚試しにチャレンジ」と大会プログラムに書かれていました。どこかで聞いたフレーズ‥。あぁこの時点でヤな予感（笑） そもそも70kmってさ。測ってみたら直線距離で自宅からみなとみらいまでの距離だった。恐ろしやー。
- 6時久喜駅で待ち合わせたしばさん、Y岸さん、みかんの3人は武蔵浦和駅下車。大会用のシャトルバスは混んでいたので隣に来ていた路線バスの方にちゃっかりと乗り込み7時過ぎには会場入りする事が出来ました。スタートラインの見える芝生にレジャーシートで場所確保。そこに寺さん到着し4人合流できました。 ゼッケンと計測チップはあらかじめ郵送で来ていたので準備はOK。あっという間に70kmスタートの8：00が来ました。 でもナゼかドキドキしません。だってワタシ彩湖選んだのは「いつだってやめられる。やめても収容バス乗らないで済む。」という理由ですから（笑）
- 彩湖は1周4.652km。70ｋｍ走るには始め220ｍ走ってスタート地点に戻りその後15周するといった具合になってます。スタート時は爽やかを通り越しむしろ寒さを感じるくらいの気温だったのですが、走っている間にどんどん日差しが強くなりじりじり日焼けしてるのを感じながら走りました。でもその時既に女を捨てていたみかんは日焼け止めを塗りなおそうなんて発想はなく完走目指してひたすら走る走る。日焼けがナンボノもんじゃい！（そして後日後悔へ変わる‥（笑）
- そんな黙々と走る事6周目（30km）過ぎた頃でしょうか‥ペースが5'30"/kmから6'00"台/kmへとじわ〜っと落ちて来ました。そんな凹みモードのところに魅惑のアナウンス。
- 「クリームシチューが出来上がりました〜♪」周囲にいた人も「なにぃ〜？」との声。
- エイドに辿りつくと温かなシチューが!!その後もおにぎり、うどん、そばと言う感じで周回ごとにメニューが違う。まさにエイド天国です。でもみかん結局この主食系フードはいっさい手を付けずに終了しました。後から聞いたらしばさんはそば2杯食べてかぼちゃのお汁粉も食べたっていうし、Y岸さんも行くたび違うから色々食べたっていうし。そういえばエイドで会う度何か持ってたよな〜彼らの内臓って一体どうなっているのだろうか‥やってることも超人だけど腸人でもある。（なんのこっちゃ？）
- その後食べるのはあきらめたけど走るのはあきらめまい！と思いながら走り続けていたところ、スッと抜かして行った前方のゼッケンに書いてあるお名前を見てロギさんを発見！なんとか駆け寄りご挨拶できました。颯爽と走っている姿は余裕があって周りとはやはり全然違いました。「今日はペースが遅くて」と言いながらも軽い足取りで去っていく後ろ姿を眺めながらしょぼしょぼ走っていると今度は後方から私のブルックスのシューズをほめてくる見知らぬランナーが。。。この人ブルックスの社員の人だったらしく「ありがとうございます」と言われてしまった。ツイッターに書くからよろしくと言われたが未だ見つけられず（笑）また、SNS仲間がハンドルネームで声をかけてくださったり、とにかくいろんな方との出会いも楽しみながら走っていきました。
- そして長い道中考えていた事はひたすら『完走』の2文字でした。 でもですね。一瞬もうやめちゃいたい！と思った瞬間がやはり訪れてしまったんです。ひたすら彩湖を周る事5時間。50q来た所でピタリと足が止まりました。大ピンチです。 これで諦めたら終わっちゃう。。。
- この日は爽やかな晴天。まさに絶好の気象条件な上にいつだってリタイア出来るこの環境に甘えていたらワタシはいつまでもウルトラなんて完走できないんじゃないか？と思ったら逆にどんな事をしても走り抜きたい気持ちに変わっていました。もう後は‥気合だ気合だ気合だ 走っては止まり走っては止まり、給水すれば腹が痛み、給水しなければ足が攣れそうになり（笑）ほぼ限界でした。
- そんな終盤、フーさんの逆走応援!!( TДT)うわぁー来てくれたんだぁぁ！ 一番辛い所を知っているからこそ、この絶妙なタイミングでの登場！！感動しました☆ 寺さんとは走っている間3回ほどお会いし私が残り4周の時寺さんはラストランでした。この時点で少なくとも2時間は待つという事を覚悟しましたよね。ゴメン寺さん‥
- そうして何とか最後の周回にこぎつけ途中エイドで会ったしばさんが「うそーみかんまだあと１周あるだろー」とか意地悪言われましたがそこはぴしゃりと「もう終わりです！」と言って（笑）それまでのダラダラ走を払拭するかのように走り抜けてゴールする事ができました☆その後レジャーシートの上でバタンキュー状態でしたが
- 走り終わった後皆で飲んだビール美味しかった！皆が皆、「また絶対走りたくなるから次100km行こう！」と言われましたが絶対ムリ──(ﾟAﾟ;)──っ
- でもとにかくスゴイ経験が出来ました。
元気があれば何でもできる。そうだそうだ。良くやったワタシ！
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