東久留米の野鳥
東久留米は緑が多く、思いの外、多くの野鳥が生息しています。落合川、黒目川流域には年中カルガモの姿を見ることができ、春にはウグイスの鳴き声、初夏にはカッコーの鳴き声を聞くことができます。冬には多くのカモ類がやってきます。筆者は、1998年の秋から1999年春まで、我が家の裏にある桜の木の下に、えさ台を設置して訪れる野鳥を観察しました。(春から夏の間はえさを与えないほうが良いそうです。)また同時に、落合川及び黒目川で見られる野鳥を確認しました。これは筆者が自ら確認した野鳥のリストです。なお新たに確認できた野鳥はその都度各項目に追加します。
1)一年中見られる野鳥(13種類)
- オナガ・・・東久留米市の鳥に指定されています。我が家の桜の木にも集団で訪れます。名の通り、長い尾を持って、美しい姿をしているのですが、鳴き声がグエーイ、グエーイと鳴くので興醒めです。カラス科に属します。
- スズメ
- シジュウカラ・・・最も一般的に見られる野鳥です。ヒマワリの種の大好きで、我が家のえさ台にいつも訪れる小鳥です。ヒマワリの種を足でつかんで器用に皮をむいて食べる様子はほほえましい。
- ムクドリ・・・集団で行動する鳥です。
- ヒヨドリ・・・何でも食べる鳥です。セミを食べている姿を見ました。鳴き声が結構うるさい。
- キジバト・・・羽の模様がキジに似ているためキジバトと呼ばれるそうです。我が家のえさ台にもたびたび現れえさを荒らします。
- ドバト・・・東久留米でも増えすぎて糞害のためあちこちでえさをやらないようにという看板が増えています。
- ハシブトガラス・・・招かざる客です。
- ハクセキレイ・・・落合川、黒目川に年中見られます。尻尾を頻繁に上下させているのが特徴です。
- キセキレイ・・・ハクセキレイにそっくりですがおなかが黄色いのが特徴です。
- カルガモ・・・落合川、黒目川に最も一般的に見られます。繁殖期にはあちこちで親子連れのカルガモの姿を見ることができてほほえましいです。
- コサギ・・・片足を器用に動かして、水中の獲物を追い出して、くちばしで素早く捕まえる姿は、一見の価値があります。
- マガモ
2)一定の季節に必ず見られる野鳥(10種類)
春
- ウグイス・・・春になると鳴いて春の訪れを知らせてくれます。でも姿を見るのは至難の技。
夏
- カッコウ・・・この鳴き声を聞くともう夏が近いと感じさせられます。
- ツバメ・・・東久留米の駅舎にたくさんの巣を作っています。糞害が難点。
秋から冬
- モズ・・・キィーキィーという独特の鳴き声で存在がわかります。
- シメ
- ジョウビタキ・・・翼に白い斑のあるのが特徴。
- オナガカモ・・・冬になると多数、落合川、黒目川にやってきます。名前の通り尻尾が長いのが特徴。
- コガモ・・・オナガカモと同様、冬にやってくる小柄なカモです。
- ツグミ
- メジロ
3)時たま見られる野鳥(8種類)
- カワウ・・・泳ぎと潜りの非常に得意な鳥です。落合川で一度目撃しました。石神井公園の池に群生しているのでここから飛来したのかも。(1999年1月)
- ユリカモメ・・・俗に言う都鳥です。落合川と黒目川の合流点で目撃しました。(1999年1月)
- タシギ・・・黒目川で目撃。小柄ですが、長いくちばしが特徴。(1999年1月)
- ダイサギ・・・落合川で目撃。コサギと比べるとかなり大型のサギです。(1999年2月)
- カワセミ・・・我が家の裏の落合川の上を飛んで行くのを何度か目撃。ついに、我が家の裏の桜の木に止まっているのを見る事が出来た。(2000年12月)
背中の羽が鮮やかな青で美しかった。
- コゲラ・・・小型(スズメ大)のキツツキです。我が家の裏の木をつついてえさを捕っているのを目撃。(1998年12月)
- ゴイサギ・・・醍醐天皇が五位の位を与えたという故事から名付けられたそうですが、そういわれると何となく品のあるサギです。
- アオサギ・・・青灰色のサギ。日本のサギ類の中で一番大きい。黒目川上流で目撃。(2002年7月25日)
4)他のバーダーにより確認されているが筆者がまだ見ていない野鳥・・・26種類(東久留米の野鳥・・・東久留米市教育委員会編による)
- カワラヒラ
- イカル
- コジュゲイ
- アオゲラ
- セグロセキレイ
- イワツバメ
- ヒバリ
- センダイムシクイ
- キビタキ
- オオルリ
- オオヨシキリ
- ツミ
- アオバズク
- ツツドリ
- ヒガラ
- コガラ
- アオジ
- ルリビタキ
- アカハラ
- シロハラ
- ビンズイ
- タヒバリ
- ハシビロガモ
- ヒドリガモ
- キンクロハジロ
- バン
筆者が見た以外に多数の野鳥が見られるようですので、これらを目撃した場合は確認リストに移行します。
注)野鳥図鑑としてお奨めのもの
1)フィールドガイド日本の野鳥(高野伸二 著)¥3,204
日本で見られる500種以上の野鳥がイラストと共に解説されています。
2)野鳥観察ハンディ図鑑・・・新山野の鳥(日本野鳥の会)¥524
3)野鳥観察ハンディ図鑑・・・新水辺の鳥(日本野鳥の会)¥524
2)3)は持ち運びに便利です。
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