秩父札所JOGGING巡り
2008年4月
1)2008年4月6日(日)
秩父札所JOGGING巡り(Part I) 天気:晴れ
- 1番・四萬部寺(秩父市大字栃谷418)
- 天気予報によると穏やかで春らしい一日になる由。
- 東久留米発5:42の電車で所沢まで。早朝は、さすがに、まだヒンヤリとする。
- 所沢始発の秩父行きのレッドアロー号(指定席特急)に乗り込む。早朝なので車内はガラガラ。
- 秩父線に入ると、窓の外に満開の桜の花が目に入って来る。都内ではもうとっくに散っている。
やはり気温が違うのだ。
- 西武秩父駅には7:08着。外に出ると思いの外寒かった。何はともあれ、トイレでランニングウエアに着替えた。
- 駅前で地図の入った巡礼ガイドブック(パンフレット)を入手。ランニング用ザックを背負って駅を7:30スタート。
天気は快晴。気温は徐々に上がってきた。とにかく、ルート140号をひたすら北上して一番札所を目指した。
沿道での桜の満開の花が美しい!
- 秩父鉄道黒谷駅近くでやっと一番札所の道標が現れた。ただひたすら走り続けた。遠くに武甲山がくっきりと見えた。
- スタートして50分余り(約9km)で、やっと1番札所に到着。まだ早朝なので、巡礼者の姿は少なかった。
- ご本尊は小さな聖観音。薄暗くて姿は良く分からなかった。
- 参拝後、早速、納経帳を購入してこれからのJOG巡礼に備えた。
- 一番を後にする頃に参拝客が増えてきた。
西武秩父駅
山門
本堂
本堂
- 続いて2番札所を目指す。
- 2番・真福寺(秩父市大字山田3095)
- ガイドブックを片手に2番を目指す。あちこちに道標があって迷うことはない。
- 道はまもなく上り坂。両側にスイセンの花が咲き乱れて美しい。ウグイスの鳴き声も聞こえて長閑。しかし、そのうち勾配がきつくなって来た。
走って上るにつれて息切れがしてきた。先週末の佐倉マラソンの疲れが残っている。
- やっとの事で坂を上り切ったがきつかった。
- 2番の本堂は無人の小さなお寺。そして小さな聖観音。
- 他の一組の参拝客が去った後は静寂が戻った。
- 納経所はここにはなく、急な坂を下ったところにある光明寺。
石仏
本堂
光明寺
- 次は3番札所。
- 3番・常泉寺(秩父市大字山田1392)
- 小さな本堂は石段を上った上にある。ご本尊は金色に輝く立派な聖観音。
- しばし、誰もいない本堂前で観音様に対峙した。すぐに他の参拝客が
来たけれど・・・。
- 帰路本堂を遠望すると桜の木に囲まれていた。
本堂
本堂
本堂遠望
- 次は4番札所。
- 4番・金昌寺(秩父市大字山田1803)
- このお寺は石仏群(1300体余り)で有名で、小生も以前に何回か訪れた事がある。
- 有名な寺だけあって、到着時には、すでにかなりの参拝客がいた。
- ご本尊は黒ずんだ立派な十一面観音。
- 本堂前の慈悲観音の石仏も有名である。
山門
山門
本堂
慈悲観音像
本堂遠望
- 次は5番札所。
- 5番・語歌堂(秩父群横瀬町横瀬6086)
- 道路の脇に小さな山門と本堂がぽつんと建っていた。
- こじんまりとした本堂内には、黒ずんだ小さな聖観音がおられた。
- 早朝から走り続けで空腹感を感じてきた。チョコでエネルギー補給。
- 札所は無人で、御朱印はすぐ近くの長興寺でもらう。
- 5番から6番・7番へ向かう巡礼道の正面に雄大な武甲山の姿が現れた。
山門
本堂
長興寺
武甲山
- 次は6番より近い7番札所。
- 7番・法長寺(秩父群横瀬町苅米1508)
- 5番から6番・7番までは結構な距離がある。
- 山門の横に大きな桜の木があり満開だった。
- 立派な本堂で境内も比較的広い。ご本尊は十一面観音だが、本堂内は薄暗く
小さくて遠くにあったのでよく見えなかった。その為か、正面にご本尊の写真が貼ってあった。
山門
本堂
- 次は戻って6番札所。
- 6番・ト雲寺(秩父群横瀬町苅米1430)
- 7番から6番はすぐ近くにある。
- こじんまりとした本堂で、ご本尊は聖観音。小さくて黒ずんでいた。
- 寺の正面から武甲山の勇姿を望むことが出来る。
本堂
寺から眺める武甲山
- 次は飛んで8番札所。
- 8番・西善寺(秩父群横瀬町根古屋598)
- 6番から8番までも結構距離があった。西武線を横切ってしばらく行くと
寺の山門まで急な坂道となる。駆け上がるのがきつかった。
- 8番に到着した頃がちょうど12:00頃であった。すでに4時間半が経過。
- ご本尊は十一面観音。小さな観音様が薄暗い中金色に輝いており荘厳な感じがした。
しばしご本尊と対峙。
- 1番から8番まではかつて徒歩で巡礼した事がある。但し、その頃は巡礼に対する
知識は全く備わって居なかったので納経帳も持って居なかった。
- 境内に立派なコミネモミジ(樹齢五百年?)がある。
- 納経所のおばちゃんは感じが良かった。
山門
本堂
コミネモミジ
- 次は9番札所。
- 9番・明智寺(秩父群横瀬町横瀬2160)
- 8番から西武線を横切り横瀬駅のすぐ横を通って9番札所へ。
- 小さな本堂で小さな如意輪観音がすぐ近くに見えた。
- 午後になると札所の参拝客も増えてくる。
本堂
- 次は10番札所。
- 10番・大慈寺(秩父群横瀬町横瀬5151)
- 9番から10番へ行くのに道標を見失ってしまった。
- 地図をたよりに10番を目指したが、少し遠回りをしたようだ。
- そろそろ疲れが出てきたが、やっとの事で10番を見つけた。
入口に大きな延命地蔵尊が鎮座していた。
- 本尊は聖観音像。薄暗い逗子の中に小さな観音像が見られた。
入口
山門
本堂
- 疲れてきたし、空腹感も感じ始めたので、今回は10番で打ち止めにしようと思ったが、秩父駅に向かう途中に11番札所があるので
最後に11番を訪れる事にした。
- 11番・常楽寺(秩父市熊木町43−28)
- 桜と芝桜見物客で混み合う羊山公園を抜けて11番札所へ。
- 午後になったし、秩父市内に入ると札所も更に混み合って来る。
- ここではバスツアーの客と出くわした。狭い境内が混み合っている。
- 納経所も列が出来て御朱印をもらうのに時間が掛かった。ツアーコンダクター
が客の納経書を何冊も抱えて並んでいた。お寺も商売繁盛(?)。
- 団体客がいなくなると急に静かになった。
- ご本尊は小さな金色に輝く十一面観音。しばし本堂前に佇む。
入口
本堂
本堂
- そろそろ体力の限界。11番から西武秩父駅まで走って帰る事にする。
- 秩父駅に着いたら13:30頃であった。それにしても良く走ったものだ。約6時間!
途中で立ち止まる事が多かったので、思った程、汗はかかなかった。
- エネルギー補給の為(途中はチョコを食したのみ。)、駅の近くの和風レストランに立ち寄った。
早速にビールを注文。今回11カ所の札所を訪問した後なので最高の味!
- 駅の売店で土産に「秩父餅」と地酒「秩父錦:きりっと極辛」を購入(早速夜飲みましたが旨かった!)。
- 14:25発のレッドアロー号に乗って今回の札所巡りは完了。
- 巡礼客のほとんどは車利用であった。歩いている人はわずか。ましてや走って巡礼をする物好きは
今回は小生以外にいませんでした!!
- 次回のJOG巡礼は5月になろう。
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