秩父札所JOGGING巡り
2008年6月14日
4)2008年6月14日(土)
秩父札所JOGGING巡り(Part IV) 天気:晴れ
- 31番・観音院(2−12−25)
- 今回の巡礼で結願を目指す。でもハードな行程である。
- 東久留米5:25発の電車に乗って飯能で西武秩父行きの普通電車に乗り換え、西武秩父には6:53着。
- お花畑駅から秩父鉄道に乗り換える。車内は空いていたが、登山客と巡礼客が多い。白久駅7:41着。
- 白久を7:45出発。三峰口駅を越えると秩父往還道に入る。上り坂が続く。
天気は晴れで暑い!
- 暫く走った所で白装束で歩いていた夫婦を追い越す。小生が走って抜いたので驚いた様子!
- ただひたすら走って1時間ほどで道の駅「両神薬師の湯」に到着。トイレ休憩後、さらに札所を目指す。
- 31番までの最後は急坂が続く。途中で団体ツアーバス2台に抜かれる。
- 長い石段を登ってやっと本堂に到着。団体客でうるさかった。
- 本堂内には黄金に輝く立派な聖観音像が安置。団体客が去った後は静寂が訪れた。
- 再度観音様を拝んで次の札所を目指す。
白久駅
山門
石段
本堂
本堂
石仏
滝
- 続いて32番札所を目指し走り出す。しばらくは下り坂が続いてらくちん。
- 32番・法性寺(26−7)
- 途中から舗装道をはずれて、熊野古道を思わせる山道に入る(全長2.4km)。
- ところが、登っているうちに杉林に迷い込み、危うく遭難の憂き目に合いそうになった。
- 幸いに沢の反対側に人影を見つけ山道を発見。正規ルートに出られた。人影が無ければやばかったかも。
- 登りは延々と続く感じ。おまけに途中で足がつって来た。こんな事は初めてで少々パニック気味になった。
- やっとの事で大日峠に着いたがきつかった。
- 32番の観音堂は本堂を過ぎ石段を登りきった所にある。
- 薄暗いお堂の中に大きな金色に輝く聖観音様が祀られている。高さ1m以上?
- 観音堂の裏側には地蔵尊が安置。
大日如来
道標とザック
山門
石仏
石段
本堂
本堂
本堂裏
- 次は33番札所を目指すが、暑さと峠越えで、もうすでに予想以上に疲れを感じている。
- 33番・菊水寺(25−12)
- 33番までは舗装道路のほぼ平坦なコース。暑さが答える。
- 鄙びた感じの本堂だった。
- 暗いお堂の中に金色の聖観音像が安置されていた。
- 堂内に「札立峠で5月に熊出現・注意」の張り紙があり少々不安になる。
参道
本堂
- 次は最後の難関の34番札所。
- 34番・水潜寺(7−9)
- 疲れがピークに達して、ランニングペースもどっと落ちてきた。
- 持ってきた食料も底をついてきたが、今までのルート中にコンビニも
何もなく調達不可能だった。やっと小さなスーパーを発見。最後の峠越え
の為に、おにぎりとチョコとお茶をゲット。歩きながらおにぎりを食す。
- ちょっと元気を取り戻したが、急な坂道が続いて走るのもままならなくなって
来た。
- 34番まであとちょとかと思っていたが、山道コースの入口であと1時間30分
との看板。がっくり。
- 何はともあれ、急坂の山道を登り始めた。札立峠まで長かった事。途中おばさん3人の
ハイカーを追い抜く。彼女たちは小生がこのコースで最初に合った人だと言っていた。歩く人
が少ないのだろう。
- 峠からは急な下り坂。石がごろごろして歩きにくい。最後は嫌になって来た。
- やっとの事で下ったところが34番の本堂の直下。すでに15:00を過ぎていた。
- 本堂の格子からおぼろげに黄金の千手観音像を拝むことが出来た。
- 納経所で若住職から最後の御朱印をもらう。やっと結願。最終日はきつかった!
- 彼の話によると89歳で今までに249回も巡礼をした人がいる由。
信じられない。
- 札所前からの最終バスは休日のため16:09とのこと。
- どうしようかと迷ったが15:30発で歩いて皆野駅を目指す。
さすがに走る気力は残っていなかった。
- パンフで歩いて2時間とあったコースを70分で踏破して16:40頃
秩父鉄道皆野駅到着。ちょうど電車が来る直前であった。ラッキー。
- 帰りは西武秩父17:25発のレッドアロー号に乗り込む。
- 電車の中で飲んだ缶ビールの旨かった事!
- 本日は約6.4万歩、約9時間の巡礼の旅でした。さすがに疲れた又
日焼けした。何はともあれ34カ所を御開帳期間中に踏破出来て満足。
本堂
本堂
本堂
地蔵尊
正面入口
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