巡礼日誌
2005年1月〜2005年3月
5)2005年3月5日(土)天気:晴れたり曇ったり
板東札所巡り(Part VIII)
- 14番・弘明寺(神奈川県横浜市南区弘明寺町267)
- 前日は大雪で積もったので、巡礼が危ぶまれたが、朝の天気は曇りで日も差すとの
予報であったので出かける事とした。
- 品川から京浜急行に乗って弘明寺を目指す。特急から普通に乗り換えて40分位で弘明寺駅に到着。
- 駅前から急な坂を数分下ると山門に辿り着く。
- 石段を登ると立派な観音堂が現れる。なかなか良い雰囲気でした。
- 御朱印をもらった後、¥300払ってご本尊(千手観音)を拝観。観音様を間近に見ることが出来た。
こんなに近くから拝観できるとは思っていなかったので感激!
- 観音様はケヤキの1本造りで、黒光りしていて歴史を感じさせられた。
- 参拝が終わるころには青空が広がっていた。でも寒かった。
- 山門の前からまっすぐ商店街が広がっている。
- 商店街を突き抜けた所が地下鉄の弘明寺駅でした。
山門
山門
地蔵
観音堂
観音堂
鐘楼
石仏
石碑
地蔵
4)2005年3月3日(木)天気:晴れ
板東札所巡り(Part VII)
- 12番・慈恩寺(埼玉県岩槻市慈恩寺139)
- 自宅を6:00過ぎに出発。大宮から東武野田線で豊春に8:00到着。(人形の町岩槻駅から二つ先の駅)
- 駅前から歩いて寺を目指す。ところが、しばらくして住所が春日部市であることが分かった。全く反対方向に歩いていたのだ。
駅まで引き返し、狭い車道(歩道なし)を北上。しばらく歩くと田園風景となる。20分程で寺に辿り着く。
- だだっ広い境内の一角に立派な観音堂があった。
- 納経所でおじいさんに御朱印をもらった。達筆!
- 観音様(千手観音)は厨子の中で拝観できず。御前立ちがいた。
- 早朝だったが、巡礼中らしいおばあさんが一人参拝していた。
- 境内に立派な藤の木があった。シーズンにはすばらしい花が見られるであろう。
- 帰り道のコンビニMINI STOPでソフトクリームを買って食べながら駅を目指す。美味かった。(実は小生ソフトクリームが大好きなのです。コンビニのソフトはMini Stopが一番です。)
石碑
山門
観音堂
観音堂
観音堂
梅
地蔵
石仏群
鐘楼
3)2005年2月28日(月)天気:小雨のち晴れ
板東札所巡り(Part VI)
- 27番・圓福寺(千葉県銚子市馬場町293)
- 自宅を6:00前に出発。東京駅発7:36のしおさい1号に乗り込む。特急電車に乗るのは久しぶり。遠足気分。
- 銚子駅には9:30着。曇っていて寒かった。そのうち小雨がぱらつき出す。晴れ男なのにとほほ。
- JRのホームの先端が、銚子電鉄のホーム。9:43発の一両編成のワンマン電車に乗り込む。一日乗車券(弧廻手形:¥620)を購入。
- 二つ目の「観音駅」で下車。小さな駅舎、で二人のおばちゃんが、名物の「たいやき」を売っている。
一つ(¥90)買って、食べながら(不謹慎?)札所を目指した。旨かった。
- 寺の本坊は駅から歩いてすぐ。ここで御朱印を貰った。観音堂は、ここから更に150m程離れたところにある。
道が入り組んでわかりにくく、危うく通り過ぎるところであった。
- 山門及び本堂は朱に塗られており、何となく中国風。本堂の手前に、大きな石の大仏が鎮座していた。
本尊十一面観音は厨子の中。しばし本堂に佇む。
- 境内はそれほど広くはないが、五重塔(60m)を建立の計画がある由。
- 天気予報は晴れのち曇りであったのに、参拝が終わったころには、かなりの雨が
降ってきた。おまけに寒かった。
銚子電鉄ホーム
電車
観音駅
本坊
地蔵尊
石碑
山門
大仏
観音堂
鐘楼
- 駅に引き返し、電車で次の「犬吠」駅まで。駅でしばらく待ったが、雨は止みそうにない。仕方なく傘をさして犬吠埼灯台を
目指す。10分くらいで、白亜の灯台が見えてきた。早速、入場料¥150を払って灯台に登る。
小雨混じりであったが、すばらしい360度の展望を独り占め。(客は小生のみ。)晴れていればもっとすばらしかったろうに。
- 次は、愛宕山頂上にある「地球の丸く見える丘展望館」を目指す。
- 手前に、27番札所の奥の院「満願寺」があったので参拝。新しくて非常に立派なお寺であった。
- 満願寺の横の道を登って、10分くらいで展望館に到着。屋上からの展望は最高!持参した双眼鏡が活躍した。パンフレットのキャッチフレーズ、「北総一高い標高90m。視界360度
中、330度まで水平線の大パノラマ。地球の丸さを実感して下さい。」まさにその通りでした。ここでも曇りがちであったのが残念。
- 展望館を出た頃になって、青空が広がってきた。何と言うことだ!
- 犬吠駅に戻って、土産に「ぬれせんべい」を買う。銚子名物の醤油を塗った煎餅です。一日乗車券に、煎餅を一枚
ただで貰えるサービス券が付いていた。
- 犬吠駅から終点の外川駅まで。外川は「坂の町」がキャッチフレーズ。NHKのTVドラマ「澪つくし」のロケが行われた所だそうな(看板あり)。港の回りを散策。船とカモメがいたのみでした。
- 時間があったので、外川から犬吠埼まで海沿いを歩く事にした。30分ほど、海の眺めを堪能しながら歩いた。
- 再び犬吠駅から電車で銚子駅に戻った。銚子駅には15:30着。16:38発の特急には時間があったので、駅前を散策。駅からの道を直進すると、
利根川河口に辿り着いた。
- 途中で見つけた酒屋で、地酒「銚子の誉」を購入。店の主人が、銚子の地酒について講釈してくれた。
それによると、銚子の酒は地下水に塩が含まれているために、辛口に作ってもどうしても甘口になってしまう由。(塩分が甘さを増幅するため。)
なるほどとうなずいて、原酒720ml(¥1,330)を購入。(帰って早速飲んだら、やはり辛口でなかった。)
- しおさい14号に乗り込んで(車内はガラガラ)、帰宅は20:00でした。
- 今日はトータルで約2.5万歩歩きました。
犬吠埼灯台
灯台からの展望
奥の院山門
奥の院
展望館
屋上からの展望
屋上からの展望
外川港
カモメ
外海
灯台遠望
利根川河口
2)2005年2月11日(土)天気:晴れ
板東札所巡り(Part V)
- 9番・慈光寺(埼玉県比企郡都幾川村西平386)
- 朝6時過ぎに自宅を出発。快晴であったが、冷たい北風が吹いて寒かった。
- 朝6時34発の西武線で飯能まで行き、東飯能から八高線に乗り換える。電車を待つ間、東飯能駅のホームの寒かった事。
- しばし、ローカル色豊かな風景を楽しみ、明覚駅に8時過ぎに到着。下車したのは、ほんの数名!
- 札所へ行くには村営バス利用との事であったが、バスは見あたらなかった。最も、最初から歩いて行く、予定であった。(休日の村営バスの便は非常に少ない。)
- しかし、相変わらず、冷たい北風が吹いて寒かった。駅から国道172号線をひたすら歩く。最初は歩道が無く、狭い車道を歩くのは
おっか無かった。しかし、間もなく歩道が現れて来たのでほっとした。
- 都幾村は”木のむら”をキャッチフレーズとしているようで、あちこちに木工所が見られた。
- 道沿いのあちこちに、石仏がたくさん見られた。
- 1時間ほど歩くと、やっと慈光寺入口に辿り着いた。そこからは急坂となり(寺まで約2km)、すぐ女人堂が現れる。
- 間もなく、舗装道路を横切るように、参道(石段)が現れた。女人坂を登り切ると直ぐに寺の入口に辿り着く。
- 石段を登り切ると、山門、社務所が現れる。観音堂は、そこから更に5分ほど登った所にある。寒かったが、梅の花がもう咲いていた。
- 観音堂はそれほど大きくはないが、しっかりとした作りであった。先客のグループがいたが、彼らが去ると誰もいなくなった。ゆっくりと一人の時を過ごす。なかなか雰囲気が良かった。
- 千手観音像は秘仏で厨子の中であった。一般公開は毎年4月の第二日曜日と17日とのこと。
- 社務所に引き返し、御朱印を頂く。住職と先ほどのグループとの会話が弾んでおり、かなり待たされた。
ここの住職は話好きのようである。後からも結構参拝客が来ていた。もちろん、彼らはすべて車である。
- 宝物館があり見学出来る。(¥300)
- 歩いて駅まで引き返したが、ちょうど電車が着いた所であった。タッチの差で間に合わず!
- ところが時刻表を見て驚いた。何と、昼間は1時間に一本しか電車がないのだ!帰りの時刻を調べておくべきでした。
- 結局、寒い駅舎の中で55分近く待つはめに!
- ところが、ホームで85歳のおしゃべりな、おばあさんに捕まってしまった。
- ”寒いですね”と声を掛けたのが運の尽き。一方的に、色々と自慢話が始まり止まらない!、少々閉口。
途中で降りてくれて助かった!それにしても元気なおばあちゃんでした。
- 同じルートで、自宅に辿り着いたのは15:00前でした。今日は寒かった!
- 今回で1番から10番まで訪問しました。
明覚駅
都幾川
田圃の石仏
馬頭観音
地蔵尊
女人堂
参道
石板
石碑と鐘楼
開山堂
山門
観音堂
観音堂
梅
梅
多羅葉樹
石仏
1)2005年1月15日(土)天気:雨
板東札所巡り(Part IV)
- 8番・星谷寺(神奈川県座間市入谷3−3583)
- 週間予報では週末は雪。朝から雪混じりの冷たい雨が降っていた。この雨も、そのうち雪に変わるとの予報であった。
- どうしようかと迷ったが、予定通り巡礼を決行する事にした。自宅を8時過ぎに出発。
- 新宿から小田急線に乗って座間駅で下車。相変わらず冷たい雨が降っていた。
- 駅から歩いて10分位で星谷寺に到着。もちろん参拝者など一人もいなかった。
- 本尊の聖観音は厨子の中に納められていて拝観は出来なかった。
- 覗くと昼間でも星が映るという「星の井戸」がある。
- 5通りの花が咲くという「咲き分け散り椿」もある。
- 雪にはならなかったが、寒くてとてもゆっくりと拝観していられなかった。
- 写真を取る手も悴んで、手ぶれが心配になる位寒かった。今回は、早々に駅まで引き返した。
石碑
観音堂
看板
内部
星の井戸
咲き分け散り椿
梵鐘
大銀杏
戻る