巡礼日誌
2005年4月〜2005年6月
2)2005年6月18日(土)天気:曇りのち時々晴れ
板東札所巡り(Part X)
- 11番・安楽寺(埼玉県比企郡吉見町大字御所374)
- 明け方目を覚ますと、雨模様!しかし、雨は運良く出かける頃にはほぼ止んだ。
- 西武線、東上線と乗り継いで、東松山駅に7:30頃到着。
- 空はどんよりと曇っていたが、雨は降っていなかった。
- 今回はガイドブックに沿って駅から4時間近くウオーキングする事にした。
- まず、駅の南口近くにある箭弓稲荷神社へ参拝。
- 駅へ引き返し、駅の北口から真っ直ぐのびる道を11番札所(吉見観音)目指して歩き始めた。
- 滑川の橋を渡った所に、岩室観音と吉見百穴がある。
- 岩室観音に参ったあと、吉見百穴へ行ったが、まだ8:00過ぎで入口は閉まったままであった。
- 仕方なく、吉見観音(11番札所)を目指して歩き始めた。
- 吉見百穴以降、ふるさと歩道が整備され、要所には立派な道標が設置されていた。
- 途中、山道に入って、右からホトトギス、左からウグイスの鳴き声が聞こえて自然を
満喫出来た。
- 巡礼の道らしく、あちこちに石仏が見られた。
- やっとの事で札所に到着。(9:00)
- ラッキーなことに、6月18日は年に一回の御開帳の日であったのだ!
- ガイドブックによると、御開帳は午前3:00から午後2:00まで。早いほど
御利益があるとのことで、0:00過ぎから参拝客で混み合うとのこと。
- 門前や境内に参拝客を当て込んだ露店が何店か出店されていた。しかし、小生にとっては、俗世間
に引き戻された感じで少々興ざめであった。(札所巡りは厳かな雰囲気の中で行いたい・・・。)
- 小生が辿り着いたのは、9:00過ぎであったので、参拝客のピークは過ぎた感じで、
露店も、もう店を畳み始めていた。(0:00頃からオープンして、ガッチリかせいだのかな?)
- 門前のだんごやで、名物の厄除け団子を買おうと思っていたのに、はや売り切れであった。残念!
- 肝心の観音様は、本堂内がうす暗くてお姿は拝見出来なかった!!
- 札所を後にして、ガイドブックに沿ってハイキングコースを辿った。
- 八丁湖、和名沼、天神沼、大沼と沼巡り。途中で道標を見失い30分ほどロスしてしまった。このころになると、日が照りだし暑くなって来た。迂闊にも帽子を忘れていた。
- 再度、吉見百穴を訪問して入場(入場料¥300)。古墳時代の墓に感心する。同じ場所で、二次世界大戦末期に
軍事工場用に掘られた横穴の中は不気味でひんやりとしていた。戦争の愚かさを感じた。
- 駅に引き返して、駅前の中華店で昼食。暑くて思わず生ビールを注文してしまった。その旨かった事!
箭弓神社
岩室観音
石仏
路傍の石仏
北向き地蔵
古里歩道
杉林
石仏
石碑
三重塔
観音堂
観音堂
観音堂
八丁湖
吉見百穴
- とにかく暑い一日(半日)でした。約3万歩歩いて、走行距離20km。
1)2005年5月21日(土)天気:晴れ
板東札所巡り(Part IX)
- 21番・西明寺(栃木県芳賀郡益子町大字益子4469)
- 今回は焼き物の街「益子」が舞台なの、で帰りに焼き物街の見物も兼ねて出かけた。
- 東久留米を朝6:00頃の電車に乗って、取手に7:30頃到着。
- 取手7:52発の関東鉄道に乗り込んだ。電車は思ったよりも立派でした。
- 水海道までは複線で2両編成の電車。水海道からは単線となり、一両編成のワンマンカーに
乗り換えとなった。電車は水田や畑の広がる関東平野のど真ん中を走り、遠くには筑波山が望めた。
のどかで心が和んだ。下館が終点。
- 下館から真岡鐵道に乗り換える。乗った電車は2両編成のオンボロ車両(帰りは立派な一両編成の
ワンマンカーであった。)。ホームがJRの端っこにあったのでおかしいなと思ったが、真岡鐵道はかつては
国鉄の真岡線であったのだ。(帰宅して調べました。)
- 何はともあれ益子駅に10:19到着。駅舎はユニークな形をしていた。
- 駅前は予想に反して閑散として寂れた感じであった。(焼き物街ははるか離れたところにある。)
- 車道(県道)を1kmほど歩いたところで道標を見つけて右折した。道の両側は間もなく水田地帯
となり、しばらく進むと上りの山道となった。
- 駅から歩いて約一時間で札所の入口に辿り着いた。
- 入口から見上げるような石段が続く。山門をくぐると、正面に観音堂、左手に三重の塔、右手に閻魔堂が
現れる。なかなか良い雰囲気であった。
- 本堂内は¥300払うと係りの僧侶が案内、解説をしてくれる。解説をしてくれた方は観音信仰や密教について
分かりやすく説明をしてくれた。密教に少し興味が湧いてきた。このお寺は真言宗だそうだ。
- 本尊の十一面観音像は秘仏で十二年に一回の御開帳とのこと。(次回は9年後)
- 堂内には御前立ちを中心に六つの観音像が安置されていた。しばし堂内に佇む。
- 閻魔堂の中も見学可能。「笑いの閻魔」と呼ばれる大きな閻魔様が鎮座していた。
真岡鉄道
益子駅
石段
山門
山門
観音堂
観音堂
弘法大師霊水
観音堂天井
閻魔堂
三重塔
石仏
- 札所を後にして、同じ道を引き返して焼き物街へ繰り出す。
- 道路の両脇に店が並んでいたが思った程の客足はなかった。
- 益子焼き共販センター内で昼食。生ビールを飲む。暑い日差しの中を歩いた後だったので旨かった。
- 結局、益子焼きは買わずに、地酒専門店を見つけたので、益子の地酒「益子高舘山権現」を購入。(720ml¥850)
帰って飲んだが、味は並み。
- 帰りは下館から水戸線で小山経由で帰宅。水戸線も電車の便が一時間に一本から二本しかなかった。
- 帰宅は結局20:00。ウオーキングの距離は約10km。
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