巡礼日誌
2005年10月〜2005年12月
1)2005年10月30日(日)
板東札所巡り(Part XIII) 天気:曇りのち晴れ
- 17番・満願寺(栃木県栃木市出流町288)
- 自宅を朝5:20に出発。外は曇っていた。
- 西武線、JR武蔵野線を乗り継いで、新越谷から東武伊勢佐木線に乗り込む。
- 東武動物公園駅で日光線の快速に乗り換えたが、乗車してびっくり。車内のボックス席は
中高年の登山者に占拠されていた。網棚もリュックサックで満杯!結局、栃木駅まで立ちんぼ
でした。
- 7:39に栃木駅到着。栃木駅の駅舎は新しくて非常に立派だった。でも駅前は何も無し!
- 始発バスは8:45までないので、駅前で唯一営業していたマクドナルドでコーヒーをすする事にした。
バスの便は一日三本しかない。(片道¥800)
- 8:45少し前にバス(20人乗りマイクロバス)が到着。10人余りが乗り込んだ。
- 終点まで約50分位。終点近くで、大きな石灰岩の採掘場の前を通過。
- 終点から歩いて5分くらいで、立派な山門が現れた。境内はそれほど広くはない。
- 参道を進むと、正面に木立に囲まれた本堂が現れる。まず本堂に参拝。
- 御本尊の十一面観音は厨子の中で、お顔は拝めなかった。
- バスの便は限られているが、自家用車や観光バスで来る参拝客が三々五々やってくる。
- 近くに土産物屋も、三軒ほどあって、参拝客が多いことがうかがわれる。
- 本堂参拝の後に、御朱印を貰って奥の院を目指す。
- 本堂の横から、奥の院への道(1.5km)が続く。奥の院へ行くには入山料(¥300)が必要。
- 杉木立の中の石ころだらけの坂道を登る。横には綺麗な水の流れる沢が続く。
- 参道には苔むした石仏や石塔が多数見られた。
- 空気はひんやりとして、静かで心が洗われる気分であった。
- 登り切った所にある”大悲の滝”の下から、急峻な石段(百段)を登り切ると、赤い色の奥の院へ到達。
- 奥の院には、高さ4メートル余りの自然の鍾乳石が、観音様の後ろ姿として崇められている。
- 奥の院から戻った所で、本堂で僧侶による護摩祈祷が始まった。しばらく本堂の前で様子を窺った。
- 参拝が終わっても、帰りのバス(12:55発)まで十分過ぎる時間があったので、札所の近辺を散策。
- 出流蕎麦が名物と聞いていたので、昼食の蕎麦屋も検分した。5〜6軒の蕎麦屋があった。
- そのうちの一軒に入って、まずビールを注文。一息ついて山菜蕎麦をオーダー。蕎麦は特別に
うまいとは思えなかった。
- ついでながら、札所内の立派な信徒会館では,精進料理が食べられる。メニュー料金は以下の如し。
精進本膳:¥3,150,精進定食:¥2,630,精進弁当:¥1,260,蕎麦定食:¥1,580,ETC.
- 12:55発のマイクロバスの乗客は、たった三人。朝、一緒だった他の人たちはどうしたのだろう。次のバスは15:40まで
待たねばならないのに・・・。余計なお世話か・・・。
- 何はともあれ、帰りのバスは、ビールでいい気分になって眠ったようで、気がついたらもう
駅の近くでした。14:38着。
- 14:48発の快速があったので、急いで駅のホームに駆けつけた。
- 帰りの電車は空いていて十分座れた。キオスクでビールを買う暇がなかったのが残念。
- 行きと逆の経路で帰宅は16:00.予想外に早く帰れた。
栃木駅前
山門
石碑
仁王
本堂遠望
本堂
石観音堂
石観音
奥の院案内図
奥の院への参道
石塔
石仏
奥の院遠望
奥の院
大悲の滝
- 久しぶりに、のんびりと小さな旅を楽しむことが出来た。
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