巡礼日誌
2006年1月〜2006年3月
1)2006年1月8日(日)
板東札所巡り(Part XIV) 天気:晴れ
- 19番・大谷寺(栃木県宇都宮市大谷町1198)
- いつの間にか2006年。今年も札所巡りに精進しようと思っている。
- 朝6:00過ぎに自宅を出発。外はまだ真っ暗!今冬は20年振りの厳冬とのことで
毎日厳しい寒さが続いている。今朝も寒さが身にしみる。
- 池袋から赤羽まで埼京線に乗る。赤羽から7:10発の宇都宮線の宇都宮行きに乗りかえた。宇都宮には8:40到着。
- 宇都宮で下車するのは初めて。さすがに外は寒い。札所行きのバスは9:10までない。
- しばし、駅のコンコースの土産物屋を物色。そこで宇都宮は餃子が名物であることを思い出す。
- 餃子を売っている店のおばちゃんに色々説明して貰い、帰りに餃子を買うことを約して9:10の
バスに乗り込んだ。
- 乗客は数える程しかいなかった。そのうち、小生以外は全員下車して貸し切り状態に!
- 大谷観音前で下車。札所までは歩いてほんの数分。9:40頃到着。でも寒かった。
- 札所の本堂は大谷石の断崖の中に建てられている。
- まず¥300払って御朱印を頂く。本堂の御本尊の拝観には更に¥300必要。
- この寒いときに拝観者は他にいないと思ったが、自家用車で訪れた客が何組か居た。
- 御本尊は空海が刻んだという高さ約4メートルの磨崖仏の千手観音。灯明に照らし出される観音様は神秘的、幻想的で荘厳さを感じ
思わず手を会わせた。残念ながら観音様は撮影禁止。(まあ当然ではあるが・・・。)
- 観音様はかつては金箔に覆われていたそうだ。黄金に輝く観音様は更に荘厳であったであろう。
- 御本尊の他にも9体の磨崖仏があった。(釈迦三尊像、薬師三尊像、阿弥陀三尊像)
いずれも素晴らしい造りで、国の重要文化財に指定されている。
- 観音様を拝観した後、宝物館を見学。11,000年前の人骨を展示していた。
- 札所の後に、近くにある平和観音像を訪れた。
- 最後に大谷石の採掘場であった大谷石資料館を訪問した。(札所から600mくらい離れている。)
- ここでは大谷石の歴史を知ることが出来ると共に、地下採掘場も見学できる。
- 地下採掘場は東京ドーム一つ分の広さと言われ、とてつもなく広かった。
中は薄暗くて異様な雰囲気であった。それにしても寒かった。(地下の気温4度)
- 予想外に早く予定を終了したので、大谷資料館前発11:12のバスに乗り込んだ。
- 宇都宮駅には11:40到着。
- おにぎりと土産の餃子を買い込んで12:10発の上野行きに乗り込んだ。
- 自宅には14:30頃には辿り着いた。
山門
本堂
本堂
本堂
石仏群
平和観音
大谷資料館
坑内
採掘場跡
奇岩のある景色
- 今回は寒い旅でした。。
戻る