巡礼日誌
2008年1月〜2008年6月
1)2008年5月1日(木)
西国札所巡り(Part VIII) 天気:曇り
- 23番・勝尾寺(大阪府箕面市勝尾寺)
- 4月30日新宿23:10発のJRプレミアムドリーム号に乗り込む。プレミアムと名乗っているだけに、
座席は思いの外ゆったりしていて居心地が良い。飛行機のエコノミーとビジネスの中間の座席と言う感じか。
- 今回は珍しく、車中は素面。何度も目が覚めて熟睡出来ず。
- バスは順調に進んで大阪駅に予定より15分早く、朝の7:15着。大阪の天気は薄曇り。
- 直ちに地下鉄に乗り換えて千里中央駅を目指す。千里中央には8:00着。
- 勝尾寺行きのバス乗り場と時刻を確認。バスは一日3便しかない。始発は9:10。
- 時間が十分あるので近くのファストフードで朝食。モーニングセットの味は今一。
- 予定通りバスは9:10発。予想外に混んでいて座れなかった。
- バスは市街をノロノロ進む。信号待ちが多い。最後にくねくね曲がった山道を登った
ところが勝尾寺前のバス停。到着は10:00頃。
- 拝観料(¥400!)を払って、立派な山門をくぐり抜けると本堂まで長い石段が続く。
- 石段の両側にはちょうどシャクナゲの花が咲き乱れていた。
- この寺は勝運の寺とも言われ、勝ちダルマ奉納棚にダルマが一杯奉納されていた。
- 本堂も新しく立派だが、何故か本堂内は覗き見る事が出来なかった。ご本尊の
十一面観音も同様。
- 納経所で御朱印をもらったが、お姉さんが日付を5月なのに4月と間違えて書いて
しまった!お姉さんは何とか誤魔化して5月に修正!勘弁してよ!
- 今までもらえていた散華は、JRのキャンペーンが3月31日で終了したので無くなった由。残念。
- 参拝後は、ガイドブックに従って、東海自然歩道を歩いて、箕面駅までハイキングする事にした。
- 寺の裏道の急な山道を駆け登ると東海自然歩道に出くわす。暫く歩くと、勝尾寺の開基で光仁天皇の子・開成皇子の
墓がある。
- コースは上り下りを繰り返す。途中で数組のハイカーに会ったのみで、静かなハイキングを楽しむ。
- 箕面ビジターセンター以降は観光客の数が増えてきた。
- 箕面大滝(落差33m)では遠足の小学生の団体に遭遇。
- 箕面大滝から川沿いに阪急箕面駅までハイキング道が続く。モミジの新緑が美しい。
紅葉時はすばらしいだろう。
- 駅が近づくとあちこちに土産物店が現れる。名物「モミジの天ぷら」という表示が
どの店にもある。おばちゃんが天ぷらを揚げていたので「モミジの天ぷら」とは何ぞやと
質問。おばちゃんが味見をするように進めてくれた。要するにモミジの葉っぱに衣を
つけて揚げた揚げ菓子であった。土産に一袋購入。
- 箕面駅着は12:00過ぎでした。
山門
地蔵
参道
シャクナゲ
ダルマ
本堂
二階堂
東海自然歩道
開成皇子墓
箕面瀧
- 24番・中山寺(兵庫県宝塚市中山寺2−11−1)
- 箕面駅から阪急宝塚線に乗り換えて中山駅下車。
- 駅から中山寺は歩いてすぐ(100m)の所にある。
- 中山寺は安産祈願の寺として有名。赤ん坊を連れたカップルの姿が多く見られた。
お礼参りに来ていたのであろう。
- 立派な山門をくぐって石段を登って本堂へ向かう。エスカレータも設置されている!
- きらびやかな本堂には十一面観音が安置されているが、逗子の中で姿は見られない。
- 境内は広く多くの堂があり、様々な神仏が祀られている。ここでは、神々しさよりは、コマーシャリズム
の方が目立ち、今一信仰心が湧いてこなかった。
- ガイドブックによると奥の院までのハイキングコースがあるとの事であったが、
勝尾寺から箕面駅までのハイキングで体力を消耗して、もうそこまで行く気力は
無かった。
- 今回の西国札所巡りは2カ所で終わり。中山駅から梅田駅まで引き返して、新大阪から新幹線で実家のある岡山へ向かった。
山門
山門
本堂
本堂
多宝塔
本堂後景
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