私の古寺巡礼
2017年1月〜2017年12月
25)2017年12月6日(水)
百寺巡礼(その25) 天気:晴れ
- 番外・円成寺(奈良市)
- 火曜日の夜、いつもの様に所沢駅22:10発の夜行バスに乗り込む。所沢ではガラガラであったが、立川から結構客が乗り込み
予想外に混んだ。
- 相変わらず揺れるバスでは熟睡出来ない。事故か何かでバスの徐行運転が続き、京都着は7:20と予定より50分ほど遅れた。
おかげで小生の予定も狂ってしまった。いつも使うこのバスが遅れたのは初めてで想定外であった。
- 結局、7:46発の奈良行き近鉄急行に乗り、奈良に9:00前に到着。8:19発の円成寺行きのバスには乗れなかった。
- 次のバスは9:41まで無い。丁度駅の売店がオープンしたので、土産物を物色して時間を潰した。
- 9:41発のバスに乗り込む。乗客は僅か。市街を抜けると長閑な田舎の風景が広がって来た。何だかホッとする。20分位で
円成寺の門近くのバス停に到着。
- 円成寺の入口の門は小さくて表示も無く、ここが本当の入口?と戸惑った。門をくぐると大きな池と庭園があった。寝殿造り庭園との事。
- 立派な楼門(ここからは入れない)を過ぎると受付のある小さな入口があった。(ここもわかりにくい!)バスで数名が降りたが寺に入ったのは
小生のみだった。
- 受付で拝観料を払うと(¥400)年配の女性(お上さん?)がパンフレットを渡してくれて、寺内について簡単に説明してくれた。上野の
運慶展に展示されていた大日如来はまだ戻って来てない由。もう一度見ようとはるばるやって来たのに残念!
- 何はともあれ、まず本堂へ。黄金に輝く本尊の阿弥陀如来座像と対峙。回りを四天王が囲む。堂内は暗く四天王の詳細は見づらかった。
他にも、聖徳太子二才像、十一面観音像などが安置されていた。本堂内はしんしんと冷え込んで寒く、足の裏が痛くなる程床が冷たかった。
- 多宝塔内に運慶最初の作とされる大日如来座像がいらっしゃるはずであったが、まだ東京に出張中で不在でした。かえすがえすも残念!!
- 他には誰も参拝客はおらず一人静かに仏像を鑑賞する事が出来た。はるばるやって来た甲斐はあった。
- バスの便が少なく、11:01発のバスでそそくさと奈良市内に引き返した。
- 市内に戻ると奈良公園周辺は観光客、修学旅行生でごった返している。相変わらず中国人客が多い。
入口
楼門
本堂
宇賀神本殿
春日堂・白山堂
多宝塔
多宝塔下部
護摩堂
本堂
楼門・庭園
石仏群
庭園
浮島
池
- 番外・白毫寺(奈良市)
- 駅前から奈良循環バスに乗って高畑町のバス停で下車。ここから歩いて白毫寺を目指す。結局、前回来た新薬師寺の前を通ることに!
曲がりくねった山辺の道を進むと白毫寺の表示の先に坂道が見えた。
- 長い石段を登って山門に辿り着く。山門から奈良市内の眺めが良い。拝観料500円也。
- ここも小生の他に参拝客は一組だけであったが、間もなく小生のみとなった。市街の賑わいが嘘のようだ。
- まず本堂へ。小さめの黒い阿弥陀様と両脇にやはり小さめの観音及び勢至菩薩。
- ついで宝蔵へ。ここの仏像達も黒ずんでいた。一番はやはり大きくて怖い顔をした閻魔大王座像。大きくどっしりとした
阿弥陀如来座像も見応えがある。その他、地蔵菩薩立像、文殊菩薩座像などが鎮座していた。3体の仏像が山口の展示会に
出張中で見られなかったのは残念。ここでも、一人静かに仏像を鑑賞する事が出来た。
- 寺は小高い山の中腹にあるので、境内から見る奈良の展望も最高でした。
- バス停まで戻り、バスで近鉄奈良駅へ。今回は寒くて、もうこれ以上他の所へ行く気力も無く帰京する事にした。
- 土産(奈良の銘酒・春鹿、キュウリの奈良漬け)を買って13:45発の近鉄特急に乗り込む。(特急券¥510)
- 京都着14:15.14:35発ののぞみに乗り込む。缶ビールを飲んで一息ついた。相変わらずのぞみは満席でした。
- 東久留米着は18:00.奈良も寒かったけど東京も寒くなっていた!
- 奈良の郊外の寺は参拝客も少なく静かに仏像を見る事が出来る。
石柱
標識
石段
石段
山門
石段
本堂
石仏
不動明王
奈良市街
御影堂
宝蔵
石仏
五色椿
椿の幹
参道の石仏
千両
- 番外・新薬師寺(奈良市)
- 火曜日の夜、いつもの様に所沢駅22:10発の夜行バスに乗り込む。今回は車内はがらがらであった。
- バスは予定通り京都駅に翌朝の6:35着。やはり眠れず寝不足。
- 近鉄電車乗り場に急ぎ6:51発の奈良行き急行に乗り込む。沿線は大和西大寺に着くまで濃い霧に包まれて
風景が見られなかった。
- 近鉄奈良へは7:40頃到着。まず新薬師寺へ歩いて行くことにした。しかしながら、時間に余裕があったので、
「なら町」経由で元興寺と十輪寺を訪れる。しかしどちらもオープンは9:00なので場所の確認に終わった。
元興寺は新薬師寺の後に再度訪れた。
- 途中、もう一カ所「浮見堂」を訪れる。池の中に六角円堂が浮かぶ景色。ちょうど紅葉が見頃であった。
中国人の団体に出くわし写真撮影を頼まれた。
- 新薬師寺には8:50頃到着。まだ門は閉まったまま。仕方なく9:00間で待つ事にした。他には
誰もいず。
- 9:00オープン。客は小生とおばさん二人組のみ。本堂へまっしぐら。本堂で大きな薬師如来座像(191cm)と
如来の回りに安置された十二神将にご対面。本堂内は薄暗く薬師如来像は写真と異なり全体が灰色に見えた。
- 暗闇の中、暫しご本尊と十二神将と対峙。ご本尊と十二神将は補作の一体を除き国宝とのこと。
- ふたりのおばさんが本堂内でずっと話しているのが気になった。拝観は黙ってやってほしい!
- 新薬師寺の後、隣にある入江泰吉記念奈良市写真美術館を訪れる。ちょうど「古き仏たち」のタイトルで
入江泰吉の仏像写真が展示されていた。入江氏の仏像写真を堪能した。入館者は小生のみでした!
- 奈良市内に引き返し元興寺を目指すことにする。
十輪寺山門
看板
本堂
浮見堂紅葉
浮見堂
鹿
鏡神社
鏡神社
新薬師寺本堂
本堂
地蔵堂
石塔
石仏
石仏
入江写真美術館
写真美術館
- 番外・元興寺(奈良市)
- 元興寺に辿り着くと本堂(極楽堂)のあたりが騒がしい。拝観受付のおじさんが、今、幼稚園児が本堂にいるので本堂は
後にして収蔵庫を先に見てほしいと勧められる。何はともあれ拝観料500円を払って取り敢えず収蔵庫へ。
- ここには国宝の五重小塔や大きな阿弥陀如来座像、聖徳太子立像、弘法大師座像、その他の仏像が安置され
見応えがあった。
- 本堂の瓦屋根は日本最古の由。石仏群の辺りから眺めるのが良いと受付のおじさんが教えてくれた。
- 幼稚園児が引き払った後で本堂内へ。本尊は曼荼羅の由。本堂内は誰もいず静かであった。
元興寺山門
本堂
説明板
講堂跡礎石
禅室
石仏
石仏
本堂
最古の瓦
- 番外・大安寺(奈良市)
- 近鉄奈良駅前のバス乗り場からバスに乗り大安寺を目指す。本尊の十一面観音像が10月1日から11月30日まで公開
されているので、それを拝観するのが目的だ。
- 15分くらいで大安寺のバス停に到着。田舎風の道を10数分歩いて大安寺に到着。
- ちょうどここにも小学生の団体が課外学習で到着し騒がしかった。
- 何はともあれ受け付けに行って拝観料500円を払う。ところが坊主がこれから勤行を始めるので本尊の拝観はしばらく
待って欲しいとのこと。結局ここでもまず宝物殿へ行くことを勧められた。
- 宝物殿には3体の観音像と四天王像が安置されていた。薄暗い宝物殿でただ一人仏像と対峙していたところ、急に正面の
大きな扉が開けられ、ガイドのおじさんと15人くらいの団体が入って来て騒がしくなった。大きな扉が開けられたので
宝物殿内が明るくなり仏像の詳細も見られるようになった。
- ガイドの話は延々と続いた。ここの仏像はすべてカヤの木の一本造りの由。不空羂索観音立像の顔は美智子さんによく似て
いると拝観者から言われる由。言われて見ると何となくそんな気がした。
- ガイドの話が終わらないので一人で退出して本堂を目指す。本堂内では二組の老夫婦に対する加持祈祷が終わった所だった。
加持祈祷て効果あるのかしらん?
- 何はともあれ、やっとご本尊の十一面観音とご対面!190.5cmの大きな黒ずんだ観音像でした。まだ団体客が
来ていなかったのでゆっくりと鑑賞する事が出来た。
- バス乗り場に引き返し近鉄奈良駅まで戻ることにする。
- 近鉄奈良駅から奈良国立博物館の「なら仏像館」を目指す。さすがに奈良公園となると観光客で溢れている。
やはり中国人が多い。久々に鹿の姿も見られた。
- なら仏像館は常時100件の大小の仏像を展示している由。
- 何はともあれ有名な仏像を含め多くの仏像鑑賞を堪能できた。でも数が多すぎて後で思い出しても
あまり頭に残っていないなー。展示替えもあるようなので、もう一度行っても良いかもしれない。
- なら町で土産の奈良漬けを買って京都行きの近鉄電車に乗り込む。
- 京都では10分後に出る14:45発の「のぞみ」の切符が取れた。大急ぎで缶ビールを買って
電車に乗り込む。
- 缶ビールを飲んで一息ついた。この後、持参したワインのボトルを空けて良い気分に。
- 東京駅17:02着。東久留米で再びワインとパスタを食べて帰宅は19:00でした。
- ほぼ予定通りの行動が出来て満足。奈良の周辺のお寺は京都の様に混み合っていないようだ。
大安寺山門
本堂
収蔵庫
石塔
23)2017年9月18日(月)
百寺巡礼(その23) 天気:快晴
- 番外・護国寺(東京都)
- 護国寺は徳川綱吉の生母桂昌院の発願により建立された祈願寺との事。
- 護国寺のご本尊の如意輪観音(桂昌院の念持仏)は毎月18日にご開帳との事なので、いつか行こうと思っていたのであるが、中々その機会が無かったけれども、やっとその機会が訪れた。
- 今日は台風一過の快晴。有楽町線の護国寺駅の一番出口を出ると護国寺の仁王門前であった。
- 参道を進んで石段を登り不老門をくぐると、大きくて立派な本堂が現れる。本堂の手前の右側に大きな石の大仏様が鎮座していた。
- 本尊のご開帳は、朝9:00との事であったが、本堂に到着したのは9:30頃。
- ちょうど僧侶による講話(?)が行われているところで、早朝なのに多くの信者、聴衆が本堂内にいたので驚いたが、途中から中に入りにくかった。
- 間もなく講話が終わり僧侶が外に出てきたので本堂内に入った。
- 講話を聞いた人々が並んで内陣から本尊を拝観するところだったので、小生も列の最後に並んだ。
- ラッキーな事に本尊を間近に拝むことが出来た。如意輪観音は思ったよりは大きく金色に輝いていた。
- 本尊の厨子の両側には三十三応現身が祀られていた。
- さらに、本堂の右側には大きな不動明王が鎮座し、左側には地蔵菩薩を初め多くの仏像が置かれてあったが、
暗かったし、近づくことが出来なかったので詳細が分からず残念。天井に桂昌院が乗ったと言われる駕籠がつるされていた
のが印象的。。
- 小生が本尊を間近で拝顔した直後、内陣がクローズされて誰も入れなくなった。間に合って良かった。
- 休日の早朝だったので境内もそれほど人が居なくて静かだった。
- 拝観料なしで観音様を拝めました!
仁王門
ご開帳
仁王
広目天(?)
看板
不老門
本堂
本堂
大仏
多宝塔
鐘楼
薬師堂
曼珠沙華
22)2017年8月23日(水)
百寺巡礼(その22) 天気:曇り時々晴れ
- 33番・延暦寺(滋賀県)
- 8月22日(火)所沢22:10発の夜行バスに乗り込む。バスは予想外に混んでいた。
- よく眠れないまま翌朝6:20頃京都駅に到着。比叡山行きのバス乗り場をまず確認。始発はやはり8:30分。2時間あまり待たねばならぬ。
- 腹ごしらえをしようと駅周辺の店を捜したが、開いてる店は無かった。仕方なくコンビニでおにぎりを買う。
- 8:30発の比叡山行きのバスに乗り込む。バスはガラガラ。市街を離れると、バスは狭い山道に入り、更に比叡山ハイウエイに入る。眼下に琵琶湖を望むことが出来た。
- バスは比叡山山頂まで行くのであるが、東塔の根本中堂のある手前のバスセンターで下車。到着は9:45頃。
- 比叡山の入山共通券は1,200円也。まず東塔内の建物を訪れる。
- 参道を進むと、まず大きな大講堂が現れる。ここは僧侶が学問修業に励む道場との事。
- 更に進むと根本中堂が見える。残念ながら、建物は改修中で外観が見られなかったが、内部の拝観は可能だった。堂内は薄暗く詳細は全く
分からなかった。最澄の時代に灯された、1200年もの間灯り続ける「不滅の法灯」が内陣をほのかに照らしていた。
- 根本中堂を出ると正面に長い石段があり、それを登ると文殊楼に辿り着く。中には文殊菩薩が安置されていた。
- 来た道を引き返し、入口近くにある国宝殿に入る。ここでは人も少なく、じっくりと多くの仏像を鑑賞する事が出来た。
- 法華総持院東塔に行く手前で戒壇院に立ち寄る。ここでは正式な僧になるための得度授戒を行う場所とのこと。
- 法華総持院東塔は天台密教の修行、修法の為の場である由。その隣に阿弥陀堂があり、本尊に阿弥陀如来を祀っているとの事。
どちらの建物も中は見られなかった。
- 東塔から歩いて西塔を目指す。このあたりになると人影は無くなり、杉木立の中を一人で歩くことになった。
- 暫く歩くと浄土院が現れる。ここは伝教大師の御廟とのこと。
- 更に歩いて西塔に到着。参道を進むと常行堂と法華堂が現れる。この二つの建物は廊下で結ばれているために「にない堂」
と呼ばれる由。ここでは、ちょうど僧たちの修業中であって立ち入りが出来なかった。建物内から読経の声が聞こえてきた。
- 更に進むと下りの長い石段が現れる。ここを下った所が釈迦堂であった。釈迦堂ではちょうど期間限定で内陣を特別公開中
であった。(500円なり)
- 内陣には仏と神が一緒に祀られていて、仏像がライトアップされ、更に普段は閉められている小さな祠の扉も開けられて内部を見ることが
出来た。暗闇の中に浮かび上がる大きな仏像達や祠内の小さな神様達はとても神秘的であった。本日のハイライトはこの内陣特別拝観であった
と言えよう。
- 西塔から横川へは歩いて70分とあったが、寝不足の体ではとても歩く気力は無かった。
- ちょうど12:09発の横川行きのバスに間に合った。10分くらいで横川のバス停に到着。
- さすがにここまでくると人の数も少なくなる。参道を歩いて行くと赤い柱で崖に立つ横川中堂が現れた。
本尊の聖観音菩薩を拝む。遠くて薄暗くて詳細は見られなかった。
- 次いで森の中を進んで四季講堂(元三大師堂)へ。ここは比叡山中興の祖・良源の住居跡とのこと。
- 最後に恵心僧都の旧跡である恵心堂へ。
- 帰りのバスは13:30に乗る予定であったが、バス停に引き返すとちょうど13:00のバスに間に合った。
- 折角なので比叡山の頂上まで行くことにした。しかし、頂上からの展望は生い茂った木々のため今二つ
であった。琵琶湖もほんの一部しか見られなかった。ガッカリ!頂上はとても暑かった。
- 頂上発14:05の京都駅行きのバスに乗り込む。頂上ではガラガラであったが、途中から多くの客が乗り込みほぼ満席となる。
- 京都駅には14:20頃到着。新幹線の切符は14;55の「のぞみ」が取れた。大急ぎで駅前のコンビニでアルコール類を調達。
京土産の漬け物を買って新幹線に乗り込み、ビールで一息ついた。今回の「のぞみ」は旅行客で満席でした。
- 東京駅には18:13着。東久留米でいつもの如くパスタ屋に寄って白ワインを飲んで良い気分で家に辿り着きました。
- 比叡山延暦寺は思った以上に良くて印象的でした。
看板
大講堂
鐘楼
根本中堂
根本中堂
石段
根本中堂
石塔
文殊楼
大黒堂
戒壇院
戒壇院
阿弥陀堂
東塔
石仏
山王院堂
祠
石塔
石段
浄土院
浄土院
にない堂
にない堂
看板
石仏
釈迦堂
釈迦堂
横川入口
龍の池弁財天
横川中堂
石仏
四季講堂
四季講堂
恵心堂
恵心堂
鐘楼
21)2017年7月26日(水)
百寺巡礼(その21) 天気:雨のち曇り
- 番外・談山神社(奈良県桜井市)
- 奈良桜井市の神社、仏閣を以前から訪問したいと思っていたが、やっと実施する事が出来た。
- いつものように、前日の夜22:10所沢発の夜行バスに乗り込む。平日なので乗車率は50%位か。
- 途中で止まったSAの駐車場は、たくさんの大型トラックが止まっていて驚いた。
- バスの座席が後方だった為か、揺れが激しくてほとんど眠れなかった。
- 京都駅には予定より早く、6時10分ごろ到着。大急ぎで近鉄京都線乗り場へ行く。
- 予定より一本早い6時23分発の奈良行きの急行電車に乗ることが出来た。車窓から久しぶりに山と高フ田園風景を楽しんだ。
- 大和西大寺、大和八木と乗り換えて桜井駅には7時50頃到着。生憎雨模様であった。
- 幸いなことに、8時12分発の談山神社行きのバスに間に合った。神社に近づくに従って、深山幽谷の雰囲気となって来た。
- 20分ほどで談山神社のバス停に到着。ここまでの乗客は小生を含めて2名だけだった。外はまだ小雨が降っていた。
- 600円の入山料を払って境内に入る。長い石段を登ると、本殿のある建物に辿り着く。拝殿内は自由に見学が出来た。
早朝ゆえ、他の参拝者は中年のカップルが一組のみであった。
- 本殿の建物のある場所から見る十三重塔(高さ17m)が、燻る小雨の中に見事に浮かび上がっていた。
- 境内内は高ェ多くて落ち着く。紅葉の木が多いので紅葉時も素晴らしいと思われる。
- 神廟拝所と称する建物内で、秘仏如意輪観音座像が特別開帳されていた。小さな真っ黒の観音様でした。
- 下方から見る十三重塔も立派でした。境内を一巡りして次の訪問地の聖林寺を目指す。この頃になると
やっと雨が止んだ。
入口
鳥居
本殿
釣り灯籠
本殿
十三重塔
十三重塔
十三重塔
福禄寿
恋の神様
恋の神様
石灯籠
東大門
- 番外・聖林寺(奈良件桜井市)
- 談山神社からのバス便は少ないので、聖林寺までは歩くことにした。
- しかしながら、道路は狭く、結構車が多くてヒヤヒヤした。
- 途中に不動の滝という滝があったので立ち寄る。こじんまりとした滝でした。すぐ側に岩に彫り込まれた
不動尊が祀られていた。
- ここから先は聖林寺までひたすら歩いた。暑くて汗びっしょりになった。
- 国道37号線から小高い山の麓に聖林寺の建物が見えた。坂を上ってやっと寺の山門に到着。汗だく!
- 山門はこじんまりとして寺の建物も思った程大きくなかった。
- まず本堂で本尊の大きな子安延命地蔵菩薩とご対面。元禄時代に造られた大石仏とのことで、確かに
でっかかった。
- 今回の訪問目的の国宝十一面観音菩薩は本堂から階段を登ったところにある観音堂に安置されている。
- 訪問時は他に誰も居ず。しばし観音様と対峙した。高さは2m以上もある立派な観音様でした。
- 本堂に戻ると団体の参拝者が読経を上げていた。
- 山門から大和盆地と三輪山を望む事が出来た。
- 聖林寺の後は近くにある西内酒造へ。運良く通り道で見つかった。小さな酒造所であった。
日本酒4合瓶2本と自家製の奈良漬けを購入。この後、重くて歩くのに難儀した。
不動滝
不動尊
山門
山門
石塔
本堂
石仏
大和平野
- 番外・安倍文殊院(奈良県桜井市)
- 次は最後の訪問地の安倍文殊院へ。
- 所々にある指標に従って歩いたが、中々辿り着かない。道を間違えたかと思ったがやっと入り口に
辿り着いた。
- 長い参道を歩いて境内へ。受付で入山料1,200円なりを払う。入り口の部屋でまず抹茶と干菓子が振る舞われた。
- その後、本堂へ。国宝の渡海文殊菩薩群像とご対面。ご本尊の渡海文殊像は確かに大きかった。
- ちょうど団体の参拝者への説明が僧侶からあったので、その説明を聞くことが出来た。
- 本堂の後、文殊池に建てられた金閣浮御堂・霊宝館へ。入り口で係員からお守りと7枚の「おさめ札」を渡された。
人間は一生の間に七つの思いがけない災難に出会うとされていて、そうした災難に遭わないように、厄除け、災難除け
の神仏が安置されているお堂の回廊を7回回り七枚のお札を納め厄災を払い七難を取り除く行場との事である。
小生も回廊を7回回ってお札を納めました!
- この願掛けが終わった後に境内内を散策。展望台から遙か先に懐かしの二上山を望む事が出来た。大和三山は
木立に埋もれて見られなかった。
- 安倍文殊院を後にして桜井駅まで歩いて戻る事にした。駅への指標が全く見つからず、少々不安であったが
何とか途中で一度尋ねただけで駅に何とか辿り着いた。暑かった!着いたのは12:30頃?
- 大和八木行きの電車は12:50まで無し!大和八木で降りたら13:12発の京都行きの急行があった。
- 京都駅で14:45発の「のぞみ」に乗ることが出来た。車内でビールとワンカップで喉を潤す。
- 京都で乗ったときはそれほど混んでいなかったが、名古屋からどっと客が乗ってきて車内はほぼ満席。
相変わらずJR東海は稼いでいる。
- 東京駅には17:02到着。途中で食事をして帰宅は19:30.短い非日常的な旅が終わりました。
- 寝不足と暑さが堪えました。
山門
山門
参道
本堂
金閣浮御堂
白山堂
東古墳
合格門
展望台
ガイド
石仏
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