高知城
文学館
前日受け付け会場
ブース
屋台村
屋台村
- 金曜日の夜９時１０分新宿発高知行きの高速バスに乗り込む。バスは満席。
- 途中２回Ｐ／Ａでトイレ休憩して、高知駅には予定より３０分早く翌朝７時半に到着。
- 南国だから暖かいと思いきや、さにあらず寒い！でも、天気は快晴。
- 時間が十分あるので、ホテルの場所、事前受付の場所、明日の集合場所の確認を 行う。早朝は冷たい風が吹いて寒かった。日曜日の集合場所は高知城の直ぐ側であった。
- 折角だったので、山内一豊の建てた高知城に登城する事に。快晴で天守閣からは３６０度の 展望でした。
- その後で、高知城の直ぐ側にある高知文学館を見学。高知出身の作家の作品の解説 がしてあった。非常に立派な建物。しかし、小生が訪問した時の入場者はたったの３名でした。
- マラソンの前日受付は中央公園と言う小さな公園。受付は１３：００からとの事であったが、 １３:００前に到着したら受け付けてもらえた。
- ホテルのチェックインまで時間があったので、「ひろめ市場」と言う屋台村を訪れる。 真っ昼間から市場は多くの飲食客で賑わっていた。小生も折角なので、高知の地酒「酔鯨」を ホタルイカを肴に痛飲。良い気持ちになっちゃいました。
- ホテルにチェックイン後、早めの夕食、そして明日に備えて早めの就寝。
- 朝の天気予報によると、高知は晴れ、最高気温は１１度との事。思った程暖かくない。
- ホテルを７：１５にチェックアウト。外は快晴で寒い。
- 歩いて会場の城西公園へ。冷たい北風が身にしみる。
- ３０分弱で会場に到着。すでに多くのランナーズがいた。会場も寒い。
- スタート地点とゴール地点が異なるので、８：１５までに荷物を預けねばならない。寒くて ランニングウエアのままで待てないので、しばらく会場でジャケットを着たまま待機。 これだったら、もっとホテルでゆっくりすべきだった。
- 何はともあれ、８:００過ぎにジャケットを脱いで荷物を預ける。寒いのでビニール 袋を被る。
- ランナーズは指定されたブロック毎（Ａ〜Ｆ）に並んで、スタート地点のグランド通りに移動。
- スタート前にはやっと少し暖かくなったのでビニール袋を脱いだ。
- この大会は元々あった高知マラソンをリニューアルした第一回の大会との事。
- ９：００に一斉にスタート。レースはフルのみで約３，５００人が参加とのこと。 小生はＢブロックで前の方であったのでロスタイムは１分弱。
- しばらくの間は高知市内の広いメインストリートを東に向かって走る。沿道には予想以上の 市民が声援を送ってくれた。
- ５ｋｍを過ぎると市街地を外れる。１０ｋｍの手前になると田圃が現れ 懐かしの田舎の原風景が広がった。
- １０ｋｍを越えるとコースは南下して太平洋を目指す。１５ｋｍまでは、久々にいつもより早いペースで進んだ。
- ２０ｋｍ及び中間点までは順調に走れた。しかし、中間点を越えると、前半飛ばしすぎの反動で急に疲れが出て来て 失速。前半の給水点では固形物が無く(バナナ１カ所のみ）ガス欠の様だったので、持参したキャラメルでエネルギーを補給した。
- 暫くすると、浦戸大橋への急坂が始まった。まだガス欠が回復していなかったのでペースはガタ落ち。 歩くのと変わらない位のペース。
- 橋からの展望は良かったが、橋の中間点に辿り着くまでは苦しくて景色を楽しむ余裕は無かった。
- やっとの事で橋の最高点の中間部分に到着。すると前方に青い太平洋を望む事が出来た。 上りの疲れを吹き飛ばす様な絶景。カメラが無くて残念。
- 間もなく桂浜に到着。ここから海沿いのコースを西に向かってひたすら走る事となる。 海は凪で波も穏やか。海は日光を反射して眩しい！
- 所が、相変わらず小生のペースは回復しない。次々とランナーズに抜かれてしまった。 今度は持参のチョコを食す。
- ２９ｋｍあたりで第一の折り返し点（３２．５ｋｍ）から戻ってくるランナーズに出会う。 彼らはもう３６ｋｍも走っているのだ。しんどくて本当に今回完走出来るのか不安に なって来た。
- でも、何とか３０ｋｍ地点に到着。給水点でやっとパンを見つけてぱくつく。でも折り返し点はまだまだ先。
- やっとの事で仁淀川河口大橋（第一折り返し点）に到着。
- どうなる事かと思ったが、折り返し点から先は少しペースが回復。そしてゴールまで５ｋｍ の地点に辿り着いて一安心。
- しかし、ここから先ゴールまで結構強い向かい風で難儀した。
- 第２折り返し点が４０ｋｍ。後半ペースがガタ落ちで、もう４時間を超えていた。
- やっとゴールの春野陸上競技場まで１ｋｍの地点まで到着。ところが、競技場は高台にあり、最後は上り坂。 ペースは超スローになって、最後は力尽きて歩いてしまった。
- 競技場に入ってからは、グラウンドをほぼ一周せねばならない。最後の力を振り絞って グラウンドは走ってゴール。ゴール時に地元の高校生が龍馬タオルを肩に掛けてくれた。
- ゴールタイムは４時間２３分。完走できたのだから良しとしよう。でも後半が苦しいレースでした。
- 天候に恵まれたが、思った以上に風があり、暖かくもなくて汗もほとんどかかなかった。
- 地元の人々の熱心な声援に勇気づけられた大会でもありました。
- 龍馬の格好で走っているランナーズが何名もいた。彼らは沿道の声援を一気に 集めていた。やはり龍馬は地元のヒーローなのだと強く感じた。
- 余談であるが、桂浜沿いに海に向かって立派な墓が建っている墓地がたくさんあったのが 目についた。地元の人にとっては墓地の一等地であるのであろう。
- 完走後は無料シャトルバスで高知駅に戻り２日目のホテルにチェックインした。
- 折角、高知まで来たので、もう一泊して、高知見物をすることにした。目的地は室戸岬。
- 朝、高知６:３５発の普通列車で御免駅まで。御免から一両編成の土佐くろしお鉄道に乗り換えて終点の奈半利駅へ。 天気は快晴で青く穏やかな太平洋がずっと見えた。
- 奈半利８:５２発のバスで室戸岬を目指す。バスも混むことなく、海沿いの道を進み室戸岬バス停に １０:００前に到着。
- バス停前の室戸ジオパークインフォメーションセンターで、お姉ちゃんに室戸岬 周辺観光マップをもらって散策開始。
- まず、岬の先っぽに建つ中岡慎太郎の大きな像が目についた。
- 取り敢えず、海沿いの遊歩道を歩く。海は穏やかで波も静かだった。波打ち際に大きな岩山が 聳えていた。
- 特にエボシ巖とビシャゴ巖は大きく目についた。
- 空海が居住して修行したと言う「御厨人窟（みくろど）」（海蝕洞）も見学。洞穴から見る 青い海が印象的であった。
- 次いで、遍路道を辿って札所２４番の最御早崎寺を目指す。遍路道は海岸から石段の長い上りで、 フルマラソンを走った後の足にはきつかった。
- 巡礼のオフシーズンなのか、小生が訪れた時は参拝者は誰もいなく静かだった。
- 寺から５０メートルほど下った所に室戸岬灯台がある。中には入れなかったが、海の眺めは素晴らしかった。
- 他に特に見るべき物もなく、室戸スカイラインを歩いて下って、１時間１本の路線バスで安芸まで引き返す。
- 安芸で名物と言う「チリメン丼」を食して、土佐くろしお鉄道の快速に乗って 高知駅に帰還したら１６：３０頃でした。
- 夜行バスまで時間があったので、再び、「ひろめ市場」を目指す。さすがに平日 の１７：００頃は空いていた。
- 鰹の「塩振り藁焼きたたき」８切れ￥９８０を土佐鶴で賞味。日本酒の肴にぴったしでした。
- 良い気持ちで１９:４０発の新宿行き夜行バスに乗り込みました。
- 翌朝６：００に新宿に無事到着。東京の朝は高知より寒かった。
土佐くろしお鉄道
御免駅
中岡像
藻頂ヶ浜(岬の先っぽ）
御厨人窟
御厨人窟
ビシャゴ巖
２４番札所山門
本堂
灯台
太平洋