T-shirt (Front)
T-shirt (Back)
- 天気予報によると、長野は土曜日の午後から雨、日曜日も雨との予想。 おまけに寒くなるとの事。先が思いやられる。
- 何はともあれ、土曜日の朝、練馬から７:５０発の長野行きの高速バスに乗り込む。満席。
- 天気は曇りだが、先頭の座席だったので、高速道路に入ると思った以上の景色が楽しめた。 妙義山の姿が印象的であった。
- 長野駅には予定より２０分遅れて１１：３０到着。早速、受付会場のビッグハットを歩いて目指す。 結構距離があり２０分掛かった。（有料シャトルバス有り。片道￥２００）
- 受付でナンバーカードとＴシャツを受け取る。多くのランナーズが訪れていた。
- 長野駅に引き返し、今夜の宿泊地上田に行く為に、しなの鉄道に乗り込む。 長野市内のホテルは満杯で取れなかった。
- 上田まで普通列車で５０分。駅に着いたら１４：００頃であった。
- 駅前のホテルのチェックインは１５：００から。荷物をホテルに預けて上田城址まで行くことにする。
- 歩いて１０分くらいで到着。丁度、さくら祭りの期間中で客で賑わっていた。但し、桜はほとんど散っていた。 見物は抜け穴があったと言う「真田井戸」位か。すぐそばの真田神社は参拝客でごった返していた。
- ホテルのチェックイン後、早めに夕食を摂り、明日に備えて早めに就寝。
真田城址
真田神社
真田井戸
真田井戸
- 夜中に目が覚めて､外を見ると何と雪が降っていた！朝までに止むか雨に変わる事を祈って再びベッドへ。
- 朝、４時過ぎ起床。相変わらず雪は降っていて止む気配は無い！
- 朝の腹ごしらえをして、５時過ぎにホテルを出る。とにかく寒い！
- 上田始発の５：３２の電車に乗り込む。座席はランナーズで満席。窓の外は雪景色。雪は降り続いている。
- 長野駅に６：１４到着。駅のコインロッカーに大きな荷物を預ける。
- ６:３１発の電車で６：３５にスタート地点のある北長野駅に到着。
- みんな雪の中を会場の長野運動公園に向かって歩き出す。雪は数センチ積もって滑りやすい。 会場まで１５分位か。雪は降り続き傘は雪で真っ白になった。
- 大会が中止になるのではないかと思ったが、会場ではそのような気配無し。
- 取り敢えず、更衣室の体育館に入る。でっかい体育館でスペースは十分あった。
- 半ズボンで走るつもりであったが、雪で寒くて長ズボンにせざるを得なかった。 でも長ズボンにして正解であった。もちろん、寒さ対策にビニール袋を被る。
- ７:４５頃まだ雪は降り続いていたが、荷物を預けるために外に出る。（スタートとゴール地点が異なるため。）
- レースのスタートは８：３０。８：００頃スタート地点に並ぶ。雪は止みそうにない。道路両側の木の新緑も 雪で真っ白！地面もグチャグチャになった雪がある。後から読んだ新聞によると、スタート時の気温は０．４度との事。
- 雪は降り続いていたが８：３０予定通りスタート。参加者は９，０００人の由。混み合っていてロスタイムは４分。
- コースはまず長野駅を目指し、５ｋｍを越えてから善光寺の門前道路を走る。 雪は止まず道路には融けた雪がまだ残っていたし、あちこちに大きな水たまりが出来て走りづらかった。
- １０ｋｍを越えた地点で昨日訪れたビッグハットの脇を通って郊外に出る。
- １０ｋｍを越えた頃やっと雪は霙に変わった。でも寒くて走っていても体は全く暖まらない。
- 霙はその内冷たい雨に変わり１５ｋｍを越えた頃やっと止んだ。
- コース上に仮設トイレが多くの場所に設置されていたが、数が少ないのと寒さの為、 どこも長い行列が出来ていた。
- 全コースを通じて市民の声援が盛大で励みになった。
- 小生にとって雪の中を走るレースは初めてであった。今回は、とにかく走るのに精一杯で 沿道の景色を楽しむ余裕もなかった。
- やっとの事で２０ｋｍ地点に到着。ここから犀川にかかる五輪大橋を渡る。 五輪大橋はとてつもなく長かった。晴れていると景色が良さそうであったが曇りで 遠望は今一であった。
- ２０ｋｍ以降も淡々と走った。
- ２７ｋｍを越えた所で千曲川に掛かる更埴橋を渡る。ここからしばらく千曲川沿いを上流に向かって走る。 あたりは真っ白の雪景色。満開の桃のピンクの花も白くなっている。
- 何とか３０ｋｍ地点まで辿り着く。これ以降も気力で走るのみ。
- 岩野橋と言う千曲川に掛かる橋を渡った所が３５ｋｍ地点。ここから千曲川沿いの下流に向かって走るコースとなる。
- ここから非常に冷たい強風に向かって走る事となった。そろそろ疲れも出て、めげそうになったが、 気力で走り続けた。
- やっとゴールまで５ｋｍの地点に到着。一息つく。ここまでくると制限時間の５時間以内にゴールは確実。
- ４０ｋｍの地点を過ぎゴールを目指して淡々と走り続けた。今回は前回の佐倉マラソン時の様なランナーズハイは 感じなかったが、気力のみで歩くことなく４０ｋｍまで走り続けられた。
- ゴールの長野オリンピックスタジアムに入り。ゴールまでトラックを半周。ゴールの手前で 若き女子高校生の軍団とハイタッチ。
- ゴールで女子高校生にバスタオルを背中に掛けてもらった。ゴールタイムは４時間２３分でした。 寒くてずっとビニール袋は被ったままでした。
- コースは全般的にフラットで走り易いコースでした。
- ゴール後スポーツドリンクとおにぎりの配布有り。
- 荷物を受け取り着替えて早々に長野駅行きのシャトルバス乗り場の行列に並ぶ。 長い列が出来ており、バスに乗れるまでに非常に時間が掛かった。寒い風の吹く中、 ３０分以上待たされたのではないか。勘弁して！
- 並んでいる時に今回の大会で公務員ランナーの川内選手が日本人として初Ｖ(２時間１４分２７秒）でゴールしたとの 号外が発行され配布していた。
- 駅までバスで３０分以内とパンフには書かれてあったが、渋滞がひどく７０分も掛かった。 駅に着いたら１５：００を過ぎていた。
- 帰りのバスは１７：００。少し時間があるので善光寺参り（２回目）をすることにした。 駅から片道１．８ｋｍとあった。あまり時間に余裕が無かったので早足で歩く。１５：３０ 過ぎから晴れてきたが、風がとても冷たく身にしみた。
- 大急ぎで参拝し長野駅に戻ったら１６：４０。コインロッカーから荷物を取り出し バス停へ。
- １７：００のバスに乗り込んでやっと一息ついた。帰りのバスからは、真っ白な浅間山 を見ることが出来た。
- バスは少し遅れて２０：３０に練馬に到着。自宅には２１：３０無事帰着。 東京も寒くなっていたけれど、長野の寒さに比べるとそれほどでも無いと思った。
- ４月１５日に開催されたボストンマラソンのゴール地点でテロ行為があり、死傷者が出て 大きな話題となった。日本の大会でも人ごとではない。今回の大会も警備を強化した様であるが、 雪が降ってはテロ行為もやりにくいのではないかと思ったけれど・・・。