コース図
- 呉市役所に勤める走友会のメンバーから、２０１５年から呉マラソンにフルの部が加わる と聞いて参加する事にした。
- 結局、小生を含め７人のメンバーが東京から呉に遠征する事になった。
- 週間予報によると､日曜日はずっと雨の予報。この予報は前日まで変わらなかった。 久しぶりに、冷たい雨の中を走る事を考えると少々気が重い。
- 何はともあれ、土曜日の朝、久しぶりに､東京９:３０発の「のぞみ」に乗り込み広島 を目指す。途中、富士山が綺麗に見えた。広島から呉線に乗り換え、呉に１４：００過ぎ到着。 呉は思った以上に大きな街だったので驚く。でも市職員によると、最大４０万人いた人口も 今は２５万人とのこと。
- 駅から歩いて１５分程のビジネスホテルに１４:３０頃チェックイン。
- 夜は１８：００から居酒屋で地元のランナーズとの交流会。呉海軍御用達の「千ａvを堪能した。 この日は新幹線の中からずっと飲みっぱなし！レース前にこれほど一杯アルコールを摂取したのは久しぶり。 明日のレース大丈夫かしらん？
- 昨夜は酔っ払って早く眠ったので、朝４：００に目が覚めた。
- おにぎりの朝食後、出発に備える。天気予報は、やはり雨模様で最高気温１２度との事。
- ６時過ぎに市役所職員が車２台で迎えに来てくれる。外は小雨模様。
- 呉市内から安芸灘大橋渡った島の駐車場から送迎バスに乗り換え、マラソン会場の 上蒲刈島の県民の浜へ到着した。途中道路が渋滞して結構時間が掛かった。
- 到着時は雨は止んでいたが、雨の予報なので着替えるために皆で体育館を目指す。 すでに多くのランナーズ達で混み合っていたが、何とか居場所を確保。
- 受付を済ませて、体育館内でランニングウエアに着替える。上着をどうしようかと 迷ったが、結局、厚めの長袖シャツに決定。まあ、この判断は間違っていなかったと言える。
- スタート前に一時日が差したので晴れると思いきや、雨は降ったり止んだりの 状況が続いた。
- スタートは９：００との事だったので、８:４０頃、会場から少し離れたスタート 地点へ行ったのであるが、係員からスタート時間が９：２０に変更になったと伝えられる。
- スタート時間が直前に変更になるなんて、日本の大会で聞いた事無いので（横田の フロストバイトで一度経験したが・・・）驚いた。
- どうやら、会場への道路が予想以上に渋滞したため、送迎バスの到着が遅れて、 ９：００時点でのランナーズの集まりが良くなかったようだ。確かに９；００頃まで ランナーズがバスで到着していた。
- しかしながら、当方にとっては、９:００前から雨が降り出すし、寒いし、スタート 時間は遅れるしでモチベーションが下がってしまった。
- ９：２０のスタートが更に遅れるのではないかとの懸念もあったが、何とかフルの部 は９：２０スタート。約２，０００人のランナーズが狭い道路を一斉にスタート。 小生のロスタイムは１分弱。スタート時は幸いに雨は止んだ。
- 予想以上に寒かったのでスタート時はビニール袋を被って走った。
- 豊島に至る豊島大橋の手前に長いトンネルがあった。トンネルを抜けて大橋を渡ると 長い下り坂が続く。帰りにこのコースを登るのだと思うと、正直、気が重くなった。
- ビニール袋を被って走っていると暑くなって来て汗が出てきたので１０ｋｍくらいで ビニール袋を脱いだ。
- ところが、ビニール袋を脱いだ途端に大粒の雨が降り出ししばらくの間降り続いた。 やばいと思ったが、間もなく小降りとなったので安堵した。
- 雨はその後も時々降っては止んだ。気温も上下した。幸いに風がそれほど無かったので 助かった。
- 豊島大橋を渡った後、豊島の海沿いのコースを反時計回りに半周して豊浜大橋を渡り 大崎下島に至る。ここから大崎下島を時計回りに海沿いを一周して豊浜大橋へ戻る。
- 大崎下島では左にずっと海を眺めながら走るコースであるが、天気が今一であったため 海も空も灰色で景色を堪能する事が出来なかった。途中の集落も数える程しか無く、 無人の曲がりくねった狭いコースを走り続けるのは少々苦痛であった。天気が良ければ景色も 良くてもっと気を紛らわす事が出来たのに残念。
- ２０ｋｍ地点の表示は無く、気が付いたら中間点だった。タイムは２時間３分で悪くは無い。
- しかしながら、島内の数少ない集落では老人達が声援を送ってくれて励みとなった。
- ほとんどの給水点で水とスポーツドリンクのみで固形物は入手出来なかったので、だんだんと ガス欠となって来た。
- 後半の一カ所（場所は忘れた）でやっとチョコレートパンにありつけ２個ゲット。これで 少し生き返った。
- レース後、市職員にもっと固形物を提供すべきだったと提案したが、予算面で難しかった との事であった。
- 今後参加の場合は自分で何か固形物を持参の必要がある。最も案内パンフレットにはその旨 記載されていたので、小生はキャラメルと飴をウェストバッグに入れておいた。チョコレートも 入れておくべきだったと後で反省。
- ３０ｋｍまでは何とか自分のペースで走れたが、３０ｋｍを越えるとやはり疲れが出てきた。 ペースが落ちてその上再びガス欠となって来た。急いでキャラメルを頬ばりエネルギー補給。
- その内にトイレに行きたくなり、コース脇の簡易トイレに並んだが、すでに二人が順番待ち。
- 暫く待ったが、使用中のランナーズがなかなか出てこない。必要以上のロスになりそうなので トイレ使用を諦めて再スタート。
- 次の給水点のトイレでやっと用を足す事が出来てリフレッシュしてスタート！
- 再び豊浜大橋を渡り豊島に戻る。今度は豊島を反時計回りに豊島大橋まで戻らねば ならない。距離はそれ程無いが、この区間が非常に長く感じられた。豊島大橋が見えても なかなかそこに辿り着かない。やっと大橋への上り坂に着いた時には走る体力も気力も 萎えてしまっていた。
- 結局、大橋への上り坂はすべて歩いてしまった。多くの他のランナーズも歩いていた。ここで 大幅な時間ロス！
- 大橋上からの最後の５ｋｍもきつかった。橋を渡ってトンネルを抜けた後は下りだったので 助かったが・・・。
- ゴールに至る最後の短い上り坂も自分で嫌になる程の超スローペース。
- やっとのゴールは４時間３７分。橋の手前で歩いたのでこのタイムは仕方ない。
- ゴール後、体育館に戻ったら、他のメンバーは全員ゴールして着替え済みでした。 小生も大急ぎで着替えてシャトルバス乗り場へ急ぐ。
- バスで駐車場まで戻り、車でホテルまで送ってもらう。シャワーを浴びてやっと一息 つく事が出来た。
- 夜は市職員と広島風お好み焼きと千福で反省会。お疲れさんでした！
- マラソンの翌日は連泊した仲間と二人で大和ミュージアムを訪問する事にした。
- 大和ミュージアムの開館は９：００。その前に周りを散策。直ぐ側の「てつのくじら館」 の潜水艦のでっかさに圧倒される。
- ９：００オープンと共に大和ミュージアムへ。マラソンのゼッケンを持参すれば入館料が 割引されるとの事だったが、割引はマラソン当日のみの由。現実的に考えてマラソン完走後に 大和ミュージアムへ行くなんて不可能！何はともあれ、十分の一の大和の模型を初めとする大和の 資料がメインに展示されていてとても興味深かった。
- せっかくなので「てつのくじら館」へも足を運ぶ。こちらは入場無料。実際の潜水艦の内部の 様子がよく分かった。潜望鏡も覗くことが出来た。
- 午後２時台の広島発の新幹線を予約していたが、時間を繰り上げて早く帰京する事にした。
- お土産に呉職員推薦の天明堂の「おんらいまんとう」とMelon Pan屋さんの「メロンパン」を買いました。 メロンパンは噂通り、中に白い餡子が入っているのに驚きました。
- 広島発１２：３２の「のぞみ」に乗り東京着は１６：３３．帰宅は１８：００。相変わらず「のぞみ」は
大阪と東京の間はほぼ満席であった。ＪＲ東海は儲かっている！
大和ミュージアム
てつのくじら館
メロンパン（半分）
メロンパン（内部）