大井町から東久留米間のジョグ記録
大井町駅(会社最寄り駅)から東久留米(自宅)
1999年 5月29日
背景
阪神大震災が起きた時、ライフラインが切れたときの悲惨さを痛感した。それ以来、一度会社から自宅まで歩いて帰ってみる必要性を感じていた。しかしながら、地図で調べてみると、距離として30kmを少し越えるくらいであり、これならば走って帰れるのではないかと考え、思い切って実行する事にした。
ルート:
JR大井町駅から自宅(東久留米市中央町)
距離にして約35km
コース詳細:
大井町駅〜東急大井町線下神明〜戸越公園〜平塚橋〜山の手通り(環状6号線)を富ヶ谷まで〜井の頭通りに入り吉祥寺まで〜吉祥寺通りを青梅街道まで〜所沢街道〜東久留米の自宅まで
時間:
東久留米始発(5時08分)の電車に乗って大井町まで
大井町着
6時08分
大井町発
6時20分
吉祥寺着
9時05分
自宅着
10時30分
完走記
朝4時に起きて、バナナを2本食べて、ランニングウェアに着替えてデイパックに水、食料、タオル、地図等を詰めて、5時少し前に東久留米駅まで徒歩で出発。5時08分発の始発電車に乗り込む。池袋着5時30分。5時38分発の山の手線に乗り換える。予想外に込んでいた。新宿からはさらに人が乗ってくる。みんな何をしているのだろう。品川で京浜東北線に乗り換えて、大井町に着いたのは6時過ぎ。早速、準備運動をして、東急大井町駅前からスタート。
下神明駅から先は少し迷ったが、戸越公園にたどり着き、その中を突っ切って(ラジオ体操の真っ最中)、平塚橋に至る大通りに出られた。平塚橋交差点を右折して真っ直ぐ行くと、まもなく山の手通り(環状6号線)と合流。ここから山の手通りをただひたすら新宿方面へ向けて走る。
中目黒を過ぎ、新宿の手前の富ヶ谷交差点を左折して井の頭通りにはいる。ところがこの道は工事中で途中まで歩道がなく、道路も狭く、その割に交通量が多くて走りにくかった。歩道のない状態は、首都高速6号と交差する松原あたり(京王線代田橋駅)まで続いた。ここから歩道が整備されており一息ついた。途中から五日市街道にでるルートも考えたが、歩道があるかどうか心配だったし、地図を見るのも面倒になったので、井の頭通りを真っ直ぐ、ひたすら吉祥寺まで進む事とした(おかげで少し走行距離がのびた)。
吉祥寺までは遠かったがまずまずのペースで走れた。吉祥寺まで2時間45分かかった。吉祥寺から吉祥寺通りを北上して青梅街道に出る。コースもいよいよ終盤。体もかなり疲れてくる。昨夜あまり熟睡していなくエネルギーも切れてくる。青梅街道に出てからペースが急に落ちてきた。ゆっくりゆっくり走って東伏見稲荷の大鳥居を見ながら次は西武柳沢。そしてやっとの事で、田無の所沢街道の入口。
所沢街道にはいると後はもう見慣れた道。でも足は進まない。もう半分は歩いている。最後の力を振り絞って自宅まで。到着時間は10時30分。時計のデータは37.11km。37118歩。4時間08分27秒。
途中歩かなければ、4時間以内で走れただろう。でも3時間30分ではきつい。天気はずっと曇りで、気温は22度で涼しい位だった。おかげでそんなに汗をかかなかったし、水もそれほど補給しなかった。シャワーを浴びて、午前中から缶ビールを飲んでしまった。でもうまかった。それにしても、我ながらよくやるよ!
戻る