金峰山
場所:山梨県 標高:2,599m
1997年10月10日から10月11日
10月10日
増富温泉 | 10:30マイクロバスで出発 |
みずがき山荘 | 着10:50 ただちに登山開始 |
富士見小屋 | 着11:20 |
大日小屋 | 着12:00 |
- 9時20分韮崎発のバスで増富温泉へ。バスは登山客でぎゅうぎゅうづめ。きつかった。約1時間で終点の増富温泉。ここからみずがき山荘までは徒歩2時間20分(コースタイム)であるが、シーズン中はマイクロバスが運行されている(800円)。マイクロバスだと約20分。これは大幅なコースタイム短縮となる。この沿道はやっと紅葉の始まりだした時であった。
- みずがき山荘前から登山道がスタート。途中林道を横切りそこから急登約30分で富士見平山荘へ到着(コースタイムは50分)。すぐそばにサイト地あり。小屋は素泊りのみ。小屋のすぐそばに立派なトイレ(使用料30円)。小屋から2〜3分下ったところに水場あり。水量は豊富。
- 富士見平小屋から大日小屋までは約40分(コースタイム1時間)。最後は小屋を目指しての下り。大日小屋も素泊まりのみ。小屋のすぐそばに水場あり。ただし、水量は少ない。
- サイト地は小屋より上の登山道の上側。結構良いサイト地、でも良い場所は早い者勝ち。小屋のトイレはお粗末。3つのうちドアがあるのは1ヶのみだった。
10月11日
- 朝5時起床6時10分金峰山へのピストン出発出発。5時にはまだ空に星が輝いていたが、スタートの頃にはほぼ全天を雲が覆う。
- 大日岩までは急な登り。大日岩の真下で少し展望が開ける。しばらく行くと、小川山との分岐の平らな場所に出る。ここから大日岩の展望良し。木のベンチが数ヶある。さらに、ここから登りが始まる。どんどん登って登り切ったところで森林限界となり尾根に出て展望が開ける。ここから先は岩の多い尾根道となる。しばらく行くと、行く手の右が絶壁となっている。のぞき込むと吸い込まれそうな感じでおっかない。
- 岩のピークを2つほど越えると金峰山の五丈岩が目の前に見えてくる。五丈岩にたどり着くとピーク(2599m)はすぐ。五丈岩の横に立派な、昨年できたばかりの石の方向指示盤がある。
- あいにくの曇りで展望はみずがき山位。富士山も見えない。おまけにガスってきたと思うと雪がぱらついてきて寒い。晴れていれば360度のパノラマなのに残念。ガスの切れる気配は無く、寒いのでほうほうの体で元の道を引き返す!
- 我々が下り始めた頃、まだまだ次から次へと登山者が来ていた。頂上直下の気温:マイナス0.1度!下りは疲れもあったのか予想外に時間がかかった(上り1時間50分 下り1時間40分)
連休のため、富士見小屋の周りは人でごったがえしていた!
今回の山行で感じたこと
- 中高年の登山客の多さに今更ながら驚く。特に多人数のグループが組まれているのが特徴。もちろん小屋泊まりが主体である。バスの中でも、歩いていてもそのにぎやかな事!山小屋の中でも同じだろうな。中高年(50歳以上)と若者の比率は多分3:1くらいだろう。
- 下りの時に、ツアーグループらしき集団に出くわす。30名位のグループで胸にバッチらしき物をつけている。何もそんなにまでして山に行かなくてもいいと思うのだけど…(小生の個人的な意見です)。
- 若者のグループを見ると、おもわずがんばれよ!と言いたくなる。小学生の子供連れの親子を見るとなおさらだ!
- 小屋泊まりに比べてテント泊まりは他人に気兼ねすることなく寝ることができるのが一番のメリット。一畳に何人も詰め込められることも無いし。もちろん、その分、荷物が重くなるのは、致し方ない。
- 小生の場合、山行のもう一つの楽しみは、山でのお酒!食料は忘れても、忘れてならないのはwhisky!最近は齢のせいか、日本酒党になっているのだが、山へ持っていくのは、重さと効率の関係から、やはりwhisky!
- テントの中でチョコレートを肴にチビチビなめるwhiskyのストレート又はうまい山の水で割った水割りの味はまさに天上の至福!これは山登りをした人にしか味わえない贅沢な味!
戻る