筆者のふるさと
筆者のふるさとは、岡山市です。岡山市と言っても限りなく倉敷市に近い岡山市(岡山市と倉敷市は各々合併を繰り返し、現在は隣接している)です。今では年に2回帰省するのが精一杯ですが、やはり自分の生まれた地はいいものです。(最も小生の住んでいたころに比べると、大きく変化していますが・・・)小生のふるさとの見所を順次紹介していこうと思います。まず最初は、最も近い”吉備路”です。小生の帰省時のジョギングコースでもあります。
吉備路
岡山市から総社市に至る昔の吉備国です。古墳を始め多くの名所・史跡があります。
1)犬飼木堂の生家(岡山市中撫川)
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五・一五事件(1932年)で暗殺された首相、犬飼毅(号を木堂と言った)の生まれた家です。銃で撃たれる直前に’話せば分かる’と言った言葉が有名です。小生の実家の近くにあります。現在は隣に’木堂記念館’も建っています。郷土出身の名士として、小生の小学生の頃は、毎年、上級生が5月15日には生家のすぐそばにある木堂の墓参りに行っておりました。(もちろん小生も行きました。今はそんな事はないだろうけど・・・)
2)吉備津神社(岡山市吉備津)
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第10代崇神天皇の御代に、四道将軍として吉備国に派遣された吉備津彦命を祭神とし、古代吉備地方の総氏神として崇敬されている。現在の本殿は吉備津造と呼ばれる。拝殿と共に国宝。鳴釜神事の行われる御釜殿は1612年の建築。
本殿
拝殿に続く回廊
3)御釜殿(岡山市吉備津)
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吉備津神社内にあり釜の鳴る音で吉兆を占う鳴釜神事で有名。上田秋成の雨月物語の中に’吉備津の釜’として登場する。
残念ながら訪問した日はCLOSEDで中に入れませんでした。
4)鼻ぐり塚(岡山市吉備津)
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全国から送られた牛の鼻ぐりを約680万個積み上げた畜類の供養塔。本尊は馬頭観世音。宗教法人 福田海本部により運営されている。ただ一人この塚の前にたたずんでいると、異様さと共に何となく霊気を感じされられ、ついに写真を撮る気になれなかった。代わりに入口の写真を載せます。興味のある方は是非現物をご覧下さい。
5)吉備津彦神社(岡山市吉備津)
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吉備津彦命を主祭神とする神社。古くから備前の国一の宮として多くの人々の信仰を集めた。
6)造山古墳(岡山市下新庄)
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全長350m高さ24mの前方後円墳
7)備中国分寺(総社市上林)
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聖武天皇の時代の国分寺の一つ。現在の建物は江戸時代に再建。五重塔が有名。
8)こうもり塚古墳(総社市下林)
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横穴式石室を持つ前方後円墳。今でも中に石棺があり見ることができる。
この中に石棺が安置されている。真っ暗闇で少々不気味な感じがする。
9)備中国分尼寺跡(総社市下林)
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奈良時代に建てられた尼寺跡
10)吉備路サイクリングコース
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吉備路内を走り抜けるサイクリングコース。毎年2月の第4日曜日にこのコースを用いて吉備路マラソンが行われます。(フル、20km、4.8km)小生は、帰省の度に、実家からこのサイクリング道を通って国分寺までジョギングをしています。往復ちょうど20kmのコースです。このジョギングコースは人も少なく(サギとカラスの数のほうが多い)田圃の中を走る静かなコースです。
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