会員の完走文/エッセイ集
第1回三浦半島82kmみちくさウルトラマラソン完走記:芝崎栄一
概要
日時: 2013年11月16日(土)
天候: 雲ひとつ無い快晴/最高気温17℃
完走記
- 前回9月の秩父札所めぐりに次ぐ初ウルトラマラソン、第1回三浦半島82kmみちくさウルトラマラソンを走ってきましたので報告します。
- スタート/ゴールは京急三浦海岸駅から徒歩5分程のところにある『マホロバ・マインズ三浦』ホテル。何年か前に明走會JPNのメンバー何人かで三浦半島トレイルを試走した後汗を流したホテルが基点です。
朝7時のスタートということで逗子の実家に前泊しての参加。金沢八景で現地行きの電車に乗り換えてもこのレースに出るらしき格好の人はまばら、それもそう、現地入りして実行委員長に尋ねると参加者は320人ほどとの答えが返ってきた。
案内をみると募集は200人となっているので相当水増ししているよう。ホテル別館9階(ここから富士山が望めた)が更衣室兼荷物置き場になっており、そこで着替えて準備を整え、いざスタート地点へ。
主催者の音頭で準備体操を念入りにやらされているうちにようやくスタートの7時。ホテルの支配人らしき人の号砲でスタート。最初は三浦の海岸線に出て追浜、横須賀方向を目指すことになるが、前半は信号が多くランナー同士で会話しながらのラン。
横須賀の三笠公園から観音崎はよこすかシーサイドマラソンのコースなので馴染み深いものがあった。
- 以下がスタートからの大方のコースと距離。最初82kmと聞き三浦半島だけでこんなに長い距離のコース設定ができるのかと思ったのですが前半は横須賀まで行って元のスタート地点に戻り40km程確保ということで納得。
- (スタート)『マホロバ・マインズ三浦』別館アネックス〜 久里浜 〜三笠公園15.1km 〜 馬堀海岸
〜観音崎22.8km〜浦賀(燈明堂)30.1km〜久里浜港〜 野比海岸 〜 三浦海岸
〜中間地点『マホロバ・マインズ三浦』別館アネックス(昼食)40.1km 関門6時間
〜剱埼灯台47.5km〜 城ヶ島大橋55.8km〜 三崎港 〜 引橋63.1km 〜 ソレイユの丘68.8km
〜 荒崎 〜 武山駐屯地74.2km 〜 『マホロバ・マインズ三浦』別館アネックス(ゴール)
- 八つのエイドステーションがあり記録した計時だけ入れていく。2番目のエイド観音崎灯台には9時20分着(スタートから2時間20分)厚い卵焼きが美味い。まだまだ元気
。次のエイド浦賀燈明堂に10時15分着(3時間15分)おいなりさんを一つぱく付く、中間地点のホテルには11時47分着(4時間47分)すいとんを入れてもらったトン汁、雑穀米おにぎりで腹ごしらえ。
剱埼灯台(ここへは初めて行ったが東京湾から千葉方面が一望でき素晴らしい景色)のエイドでは創業150年地元豆腐屋のごま豆腐をふるまっており美味い。
- 5番目のエイド城ヶ島公園には14時15分着(7時間15分)。引橋交差点を経て第7エイドのソレイユの丘に16時20分着(9時間20分)、この丘からの沈む夕日は素晴らしい。
最後の第8エイド、自衛隊基地がある武山駐屯地近くの林交差点17時10分(10時間10分)にさしかかる頃から日はとっぷり暮れていた。制限時間は12時間にて残り時間はあと1時間50分。残り8kmなので何とかなりそう。
- 最後のエイドを後にして真っ暗闇の中を突進。どうも暗いと思ったらまだサングラスを掛けていた。メガネを取替え懐中電灯を取り出し続行。最後は海岸まで一気に下るので快適に走れ、ゴール18時11分(11時間11分)でした。
高低差はあるものの2ヶ月前の秩父札所めぐり84km程きつくなく、走れない坂道は少なく走れるところは走れたので良かった。疲労もそれほど残っていない。
- また何といってもエイドが充実していて名前でエイドを紹介している。まんじゅうエイド、卵焼きエイド、いなりエイド、コーラエイド、トン汁すいとんエイド、豆腐エイド、ハーベストエイド、みかんいっぱいエイド、おにぎりエイド、
最後の頑張りHOTエイド(コーンポタージュが美味かった)、
ゴールしておでんもふるまわれ美味しかった。これほど充実していると人気も高まるかも?
- 私のゼッケン番号は何と111、ゴールタイムは偶然にも11:11だったのにはビックリ。昨日届いた完走証を見ると11時間11分17秒がグロスタイム。ネットタイムは11時間11分11秒だったかもしれない。
1並び、これも記憶に残る大会でした。主催者からはゴール写真も送られてきた。礼状には今回の出走者数は297名、完走201名(68%)12時間の時間内完走者は189名(63%)とあり。
- 今回の反省を活かし、来年5月24日(土)に「第2回三浦半島100・60kmみちくさウルトラマラソン」を開催。100kmは武山のトレイルを加え制限時間14時間とし、より厳しさを増します。60kmは制限時間を10時間とし、ウルトラ初心者には完走しやすい優しいコースとなります、と解説。
- それなりに人気のある大会のため、すぐに定員になることが予想されるので早めに申し込んでくださいとのこと(12月中旬、ランネット・スポーツエントリーで募集開始予定だそう)。
次回は100kmにチャレンジを目論見ます。
以上
参加賞Tシャツ
お土産のみかんとにんにく
完走証とゴール写真
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