会員の完走文/エッセイ集
1st 日光ウルトラマラソン報告・芝やん
概要
日時: 2017年7月2日(日)
完走記
- 2017年7月2日(日)、1st日光ウルトラマラソン100km/62.195kmに参加してきました。勿論私はゆるい方の62.195km。
- 100km1831人、62.195km694人、計2525人。内女性はどちらも200人前後。100kmのスタートは4:30。62.195kmのスタートは6:00。
- 昨今車での参加はほとんどなく(ゴールして直ぐにビールで喉を潤したいのが理由)、今回も電車を考えていたのですが、H沢さんがもし参加するなら車で行くようなことを言っていたので、ルート・所要時間を調べてみたら東北道で宇都宮から日光道を抜け1時間20分くらいで行けることがわかり時間を優先。
- ビールは帰ってからのお楽しみと、車で行くことにしました。日光市役所とナビを入れ、3時に家を出発。途中小雨が降り何度もワイパー作動。雲域怪しいと思ったのですが現地に着く頃には雨も上がり夜も明け、暑くもない絶好のコンディション。ところが、日光市役所とナビを入れたのが間違い、旧日光市役所に着いてしまった。
- 近所の人によると今市市との合併で今市市の方に役所を移したとのこと。今度は旧の今市市役所とナビを入れ直し高速で一つ戻ることに。スタートに間に合うかと心配したのですが15分ほどのロスでなんとかセーフでした。
- 前置きが長くなりましたが、体育館で受付、着替え、少し時間があったので会場をうろついていると、今回のレースプロデューサーである坂本雄次氏に遭遇。一緒に記念写真を撮ってもらい激励されました。いよいよ6時スタート。
- 第1回ということで、どんなドラマが展開するのかワクワク楽しみ。スタートの市街地を抜けると日光杉並木の中を進む。空気も澄んでいて癒される感じ。スタートから10〜13kmほどはゆるい上りだがほとんど斜度は感じない。100kmのほうはこの辺りで別れ、いろは坂を上って降りてくるというから高低差は1300mほど。
- 前半どんなに辛いか想像もつかない。一方62.195kmのほうはゆるい上りを過ぎるとあとはほとんどフラットなコース。時間が早いせいかまだ気温も上がらず快適に走れる。エイドは2〜5km置きに17か所もあり、水、スポーツドリンク、梅干し、フルーツ(バナナ、レーズン、オレンジ、パイン)、給食(パン、そうめん、うどん)、うまい給食なども置かれていて申し分ない。
- 29kmのエイドが日光江戸村、本格建築と迫真のお芝居で、大江戸八百八町の文化と風俗を再現しているとのこと。サムライ二人と共に撮影ポイントが置かれていた。さらに鬼怒川方面へ、鬼怒川温泉郷を折り返すところで100km4位を走っていた選手がコースを外れ迷って戻ってきたと係員に文句を言っていたが、矢印の白線もひいてあるので、それは自己責任でしょう。
- 折り返し附近で鬼の絵を描いた100段くらいの幅広階段を上らされた。その辺りからかなり足に疲労がたまってきていた。36.9kmのエイドではマッサージサービスがあり、冷えたバスタオルを両足に巻いてくれ、二人掛かりで両足を揉んでくれ何と気持ち良いことか。一気にリフレッシュした気分になり生気を取り戻した感じ。
- そこから1.5kmほど行くと東武ワールドスクエア。世界の建造物(遺跡、神殿、宮殿、超高層ビル等)を1/25縮小サイズで精密に再現している。ミニチュアの東京タワー、最近お目見えしたスカイツリー等が柵の外から見えた。一箇所、エジプトのスフィンクスの模型は奥の折り返しのところで真近に見ることができた。
- ここは後日のんびり散策したいところ。そこから5kmほどでやっと42.195km通過。あと20kmかと思いながら走っていると、傍らに車を付け私を呼ぶ人が、何と白岡のすずちゃんでした。奥様と鬼怒川への旅行の帰りらしい。それにしても後姿の私を良く見つけてくれたものだ。強力な応援をいただき元気をとり戻せたのは間違いなし。
- 少し先に車を止め、写真を撮ってくれ、しばし歓談でき一息つけた。最後の20kmはとにかくあそこの電信柱までは走ろうと目標を決め、歩いてはまた走り続け、何とかスタートの今市運動公園に辿り着くことができた。ラスト50m付近でランナーの皆が皆2度名前を呼ばれ健闘を称えられていた。
- 62.195km8時間44分49秒、男子243位でのゴールでした(男子は496人中379人がゴール)。かなりの時間を費やし遊んでしまったが、やれやれ。これが今の実力。
- こうして1st日光ウルトラの長旅は終わりましたが、100kmのコースも含めれば見どころポイントがたくさんあり、地元日光市としては観光誘致に一役買った大会になったことでしょう。
- 今回は単独参加にて荷物を受け取り更衣室で着替え、そそくさと送迎バスに乗り込み駐車場へ。途中館林で事故渋滞に巻き込まれたが、往路同様15分のロスで17時には帰宅、リフレッシュ後ビールで一人乾杯でした。来年はみんなで一緒に参加したいものです。
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