田沢湖マラソン大会(第22回)
日時:2007年9月16日(日) 天気:雨
場所:秋田県仙北市(田沢湖線田沢湖駅よりバス15分)
レース詳細:第22回田沢湖マラソン大会参照
大会関連画像:
Tシャツ
完走記
- 9月15日(土)
- 金曜日の夜、池袋から22:40発の盛岡行きの夜行バスに乗り込む。バスは満席。
- 乗り心地が今一で熟睡出来ず。でも目が覚めたら朝の5:30頃。
- 都心を抜け出すのに時間が掛かったとの事で、盛岡駅前には30分遅れの6:50到着。空はどんよりと曇っていた。
- 盛岡で下車したのは初めて。思った以上に大きな駅であった。朝飯を食べる場所を捜す。
- 早朝なので開いているのは松屋のみであった。仕方無しにここで朝定食。味は今一。マックの方が良かった。
でも見つからなかった。
- 松屋に入ったら3人組の若い女性がカウンターに陣取って食事中でなく入念に化粧中!びっくりした。多分、彼女たちも夜行バスで辿り着いたのであろうが、
今時の若者達は・・・。
- 腹ごしらえをした後で盛岡市内の散策に出かける。まずは岩手公園を目指して歩く。北上川を横切り
15分位で到着。城跡は石垣が残るのみ。広大な公園となっていた。
- 次ぎに木彫りの五百羅漢が安置されているという報恩寺を目指す。
- 寺へは9:00頃到着。参拝者は小生のみ。薄暗い羅漢堂には中央に大仏像が安置され、
お堂の四方にぎっしりと五百羅漢が数段に渡って安置されていた。像は結構大きく上半身は金色に輝いていた。
ただ一人薄暗いお堂に佇んでいると一種異様な雰囲気を感じた。全くの沈黙の世界。しばし異次元の世界に身を委ねた。
- 岩手と言えば何と行っても石川啄木。次は啄木の新婚の家を目指す。
- 大きな通りの脇にほんの数ヶ月しか過ごさなかったと言う質素な建物が大切に保存
されていた。
報恩寺
羅漢堂
北上川
啄木新婚の家
- 盛岡を後にして、10:26発の”こまち”に乗り込んで今夜の宿泊地角館を目指す。
- 角館には11:15着。盛岡は曇っていたのに角館は晴れ。おまけに暑い!
- ホテルに荷物を預けて角館の散策に出かける。それにしても真夏の暑さ。
- 有名な観光地だけあって観光客で賑わっていた。特に武家屋敷街は混み合っていた。
- 有名な武家屋敷をすべて見て回った。屋敷保存の為に仕方ないと思うが、屋敷内に
レストランとか土産物店がいっぱいあり、コマーシャリズム丸出しで興ざめであった。
- 最後に桧木内川沿いを散策。土手には桜並木が続いていた。桜の季節には素晴らしい桜が見られる事であろう。
桧木内川は清流が流れあちこちで釣り人が鮎釣りをしていた。
- 歩いている内に夜行バスで寝不足のためだんだん眠くなってきた。
- 14:30にホテルにチェックイン。
- 散策中に見つけた”角館温泉”で汗を流すことにした。温泉と言っても町の銭湯。閑散としていて、番台でおばあちゃんが
暇そうにしていた。
- 温泉とのことだったので、タオルしか持っていかなかったのだが、おばあちゃんに
備えの石鹸、シャンプーは無いと言われてあわてる。当然有ると思ったと伝えると、内緒で石鹸とシャンプーのパックをくれた。さすが田舎。
はるばる東京から来たんだと伝えておいた。
- 風呂は昼間なので誰もいなく、広い湯舟を独占していい気持ち。お湯は熱かった。帰りに缶ビール
を買って飲んで更にいい気分!
- 夜は近くのお店で名物という比内地鶏の親子丼を食す。味は良かったが肉が少々堅かったなー。
- 本日は有意義で優雅な一日でした。
武家屋敷
屋敷入口
桧木内川と並木
桜並木
- 9月16日(日)
- 朝5:00過ぎ起床。空はどんよりと曇って今にも雨が降りそう。
- 朝の天気予報によると秋田の降水確率は1日を通して100%。昨日は
あんなに良い天気だったのに。おまけに大雨・雷注意報まで出ていた。
勘弁して。雷はやばい。
- 小生東京マラソン以来すっかり雨男になったようだ。
- 6:00を過ぎるとついに雨が降り出す。そのうち激しくなった。
- 6:45チェックアウト。幸いに駅に着くまでは雨が止んだ。
- 7:22発の盛岡行きで田沢湖には7:41到着・
- 駅前から送迎バスに乗り込む。黒い雲が低く垂れ込み今にも雨が降り出しそう。15分程で会場に到着。着いた頃から再び雨が降り出す。
- ゼッケンをもらった後で、会場の混み合うランナー用のテントの片隅に何とか居場所を確保。
何はともあれウエアに着替える。そのうち雨が激しくなって来た。外にも出られない。
スタート(10:00)まで。テントの中でただじっと待つしかない。何と言うことだ。
- 9:30頃になって雨は小降りになって来た。9:45頃スタートラインに並ぶ。
雨は殆ど止んだ。
- スタートと共に小雨が降り出す。気温は高く蒸し暑い。最初は急な下りから始まった。
- まずは田沢湖駅まで走って戻って来るコース。雨は強くは無いが降ったり止んだり。
田沢湖に戻って来るまでは蒸し暑かった。前回は天気が良く、暑さの為前半でばててしまったが、
今回はまずまずのペースであった。沿道の声援が励みになる。極力手を振って答えた。
- しかしながら、今シーズン最初のマラソンとあってまだ体調が整っていないようだ。
20kmのタイムは1時間51分。21kmで1時間57分。中間点のマークは無かったが
2時間弱であろう。この地点でサブフォーの達成は難しくなった。
- 何はともあれ、タイムは気にせず完走を目指すことにした。
- 田沢湖に戻る直前の坂道はきつかった。何とか登り切って田沢湖周遊コースに入った。
- 雨は相変わらず降ったり止んだり。田沢湖に入ると涼しくなって走りやすかった。
- 最初は周遊道の緑と田沢湖のきれいな水を愛でて走っていたが、あまり変化がないので、段々とこの景色にも
飽きてきた。
- ただひたすら走るのみ。30km地点まで非常に長く感じた。辰子像のあるところが32km。
かなり疲れを感じてきた。歩きはしないがペースが落ちてきている。
- 河童の淵と称する地点から長い登りが始まった。多くのランナーズが歩いている。
小生はゆっくりゆっくり走って登った。でも牛歩の如し。
- 登り切ると今度は急な下り。周遊道は結構登り下りがあり疲れる。
- 40km地点まではペースが更に落ちてきた。次々とランナーズに
抜かれるが彼らに着いて行けない。
- 各給水点での固形物はバナナしかなかったが、40km地点でおにぎりにありつけた。
- おにぎりで元気が出て最後の2kmは元のペースに戻ってゴールに突進。
- しかしながら、ゴールタイムは4時間29分と予想外に時間が掛かっていた。
殆ど歩かなかったのだが・・。前回よりは余裕があったのにタイムは前回の
ほうが良いと言う結果になった。
- ゴールと共に再び雨が激しくなって来た。無料のご飯とみそ汁をもらって
テントの下で食す。ウエアは上下共にびしょぬれ。完走後、温泉に浸かって
帰ろうと思っていたのだが、この大雨ではどうしようも出来ない。
- 大急ぎで着替えて送迎バスに乗り込んで駅を目指す。
- 駅には15:40分過ぎ到着。15:44発盛岡行きの普通電車に
30秒前に乗り込む!まさに滑り込みセーフ。缶ビールを買う暇も無かった。
- 何度も通過待ちがあって盛岡には16:46到着。
- 帰りも夜行バスを予約していたが、キャンセルして新幹線で帰ることにした。
- 出発まで土産に、南部鉄瓶、南部煎餅、南部美人(地酒)の南部三点セット(?)
を購入。盛岡名物の盛岡冷麺を食して新幹線に乗り込んだ。
- 新幹線の中で缶ビール、ワンカップ(秋田の酒)を飲んで帰途につく。
- 帰宅は23:00頃でした。お疲れさま!
記録
05km | 27分 |
10km | 54分 |
15km | 1時間22分 |
20km | 1時間51分 |
中間点 | ?? |
25km | 2時間22分(?) |
30km | 2時間??分 |
35km | ?? |
40km | 4時間13分 |
ゴール | 4時間29分 |
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